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プロローグ

前作を綺麗な星に還るまでを見てくれていた、方がいらっしゃいましたらお久しぶりです。

見ていない人でしたら初めまして、懲りずに設定だけ考えて、前回とは違い無計画に走り始めました。

本小説をどうぞお楽しみいただけたら幸いです。

 天才とは、神童とは、なんだろうか?神童とはなんだろうか?と考える。

 最初から、全てを持っている人?違うかな。

 何も努力せずとも、ある程度をこなせる人?そんな訳はない。

 ならば、努力をして一番上に這い上がった人?それは惜しいが違う。

 それでは、人の努力を一瞬で踏みにじる人?そんな訳あってたまるか。

 自分は、こう考える。天才とは、神童とは、何かに縋り続け、努力をし続け、産まれつき持つ優位に頼らず、自身の技術に絶対的自信を持ち、最後の最後まで一人勝者の丘で立ち尽くした、孤独な人間であると。

 だからこそこうも考える。たった一つの何かに縋り続け、最初から全てを持っていて、それでも努力をし、だからこそ自分の技術に圧倒的自信を持って、勝者しか立つことのできない丘で孤独に佇む、そんな人間は何を得るのだろうか?

 楽しいわけがない、嬉しいわけがない、相手を否定したい訳でも、相手を叩き潰したい訳でもない、ただ欲しいのだ。圧倒的な力を振るってもそれでも立ち上がる自分と同じ存在を心より欲している。

 孤独にして孤高それが天才であり神童だ、誰よりも優れているからこそ、だれとも分かり合えない、でもきっとそれでも分かり合える、そうだな…ライバルとでも言うべき存在と出会う事ができたのならば、天才は、神童は変われるだろう。


 本文を読んでいただき誠に感謝します

 ここまで読んでいただいた皆様、ここまで読まなくても本文は読んでくれた皆様、そして前書きで読むのを止めた方や途中でつまんないと思ってブラウザバックされた皆々様全てにこの作品を一度開いていただいた事を感謝します。

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