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第2章 マケドニア軍東西へ

紀元前320年

アラビア遠征から3年の月日が流れた。

メッカでは、アレクサンダー大王の遠征で多くのギリシャ人が流出してギリシャ風の建築物が並んでいた。なんと、アラビアにまでヘレニズム文化が拡大していたのだ。

大王は、次の遠征を計画していた。

「北アフリカのカルタゴを攻める!また、アラビア半島から海を通りインドの南部を攻める。」

部下であるプトレマイオスは「大王!それは無茶ですよ。そんなことをしたら、多くのギリシャ人が祖国へ帰りたくなるでしょう。」と反論した。

大王は、「何を言う!一度断念せざるを得なくなったインド遠征とカルタゴ遠征を両立させられる方法がある。」と部下達の反対を押し切った。

「それは、軍隊を二つに分けることだ。」と大王は、部下たちの前で言い放った。

「アンティゴノス、カッサンドロス、アサンドロス、クレオメネス!お前らは、東部方面へと配属する。」

「クレイトス、セレウコス、アルコン、プトレマイオス!お前らは、西部方面へと配属する。」

こうして、東部方面軍と西部方面軍に分かれた。

東部方面軍の編成は、以下の通り。

アンティゴノス軍3万人

カッサンドロス軍2万人

アサンドロス軍2万人

クレオメネス軍3万人

合計10万人であった。

一方、西部方面軍は

クレイトス軍2万人

セレウコス軍4万人

アルコン軍2万人

プトレマイオス軍3万人

合計11万人であった。

こうして、アレクサンダー大王の関心は東方のみならず西方にも向けられた。

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