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第1章 アラビア征伐

紀元前323年

熱病から回復したアレクサンダー大王は、予定通りアラビア半島へ遠征軍を進軍させた。

マケドニア軍の編成は、以下の通り。

プトレマイオス軍5万人

セレウコス軍2万人

アリダイオス軍2万人

合計9万人

対してアラビア軍は13万人であった。

9万の大軍でアラビア半島へと侵攻したマケドニア軍。しかし、アラビア半島には大王が思っていた以上に強大なアラビア軍が待ち構えていた。

マケドニア軍はインド遠征以来、初めての遠征では戦に慣れている兵士は少なかった。だが、アレクサンダー大王はそれでもアラビア遠征を諦めなかった。大王は兵士に十分な休養を取らせた。

翌日、マケドニア軍は夜明け前にアラビア軍に夜襲を仕掛けた。アラビア軍は、休養を取りすぎていてほとんどの将兵に疲労がたまっていた。そのため、マケドニア軍が有利であった。

メッカの街でマケドニア軍とアラビア軍が激しい攻防を繰り広げていた。マケドニア兵は、剣でアラビア兵の首を切断していった。アラビア軍兵士の多くの死体が、メッカの街に散乱していた。メッカの惨状は、アラビア人にとっては脱力してしまうほどであった。

このメッカの戦いで、マケドニア軍は2万人、アラビア軍は8万人の死傷者を出した。かのペルシャ遠征以来の大戦果であった。

こうして、アラビア半島はマケドニア軍の手に落ちた。アラビア制圧後、大王は戦争で両親を亡くした子供たちに食料を与えたりしていた。このことから、大王は多くの人々から信頼されるのであった。

彼の遠征はまだまだ終わらない。

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