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毎日、傍にある彼女の存在。
幸せな思いと辛い思いが半々に交差して絡み合っていた。
家族…。
本当の家族という存在。
俺だけではなく、誰しもが一度は考えた事があるのではないだろうか。
とてもとても難しい問題なのだと思う。
愛情?
信頼?
団結?
人によって様々な考えがあり、答えがあると思う。
やっとそのスタート地点に立てた。
でもここからが大きな山場である。
そう、俺はまず家族という意味の前に、まともに存在を実感出来るような人生を送ってきていない。
一番に湧き出て来た感情は、とにかく本気で愛してほしい…優しくしてほしい…永遠に傍で共に居てほしい。
自分が想う愛情という感情は少しずつわかってきた。
けれど相手から受ける愛情はまだわからないままである。
いつかわかる日が訪れるのかはわからないが、訪れると自分に言い聞かせて生きるしか道はなかった。
愛情がほしい…
優しさがほしい…
俺の人生が丸々逆転するほどの愛情が…
ほしい…。
相手にすれば相当重荷だと思う。
自分で言うのもおかしい気がするけれど、其処らの愛しているでは、まったく伝わらない。
相手に求めすぎてしまうと思うけれど、それが出来る相手が運命というものであり、言わば運命の赤い糸ってやつに結ばれた相手なのだと思う。
果たして
あの夢が、運命の赤い糸なのだろうか…
それを知るよしは俺にはなかった。
信じてみるしかない。
自分の夢を………。




