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夢の瞳はダイヤモンド  作者: 夢の旅人
もう1つの夢
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典型的なダメ男だった俺は過度のストレスやプレッシャーからか精神をやられ、鬱病を発症し悪化してしまっていた。


と言うのも過去に鬱病の経験はあったのだが、その時は軽度の症状だった。


基本的に前向きな性格であり、困難な壁にぶつかったとしても何とかなるで終わらせる事が出来ていたからだと思う。

他人との関わりも、嫌われたら嫌われたでしょうがない、そうしてきた。



でも今度ばかりは違う。

何とか良く思ってもらえないだろうか…。

何とか気に入ってもらえないだろうか…。

これ以上反対はされたくない…。


その思いからか自分の全てを、自分自身の性格や感情を全て抑えていた。

その行為が精神を追い詰め、尚且つ暗い闇へと陥れた。



やればやるほど裏目に出る行動。

悩めば悩むほど堕ちていく精神状態。

自分らしくなどとは程遠い道。


どんどん状況は悪化し、まさに絶対抜け出せない無限ループ……。



相手の親になんかどう思われてもいい。

何度そう思おうとしたかわからない。

だけど、頭ではそう考えても、心はそうはいかなかった…。



それをずっと見ていた彼女は相当辛かったのだろう。涙を流させてしまう日もあった。

泣かせたいわけじゃない…

辛い思いをさせたいわけじゃない…

けれどその思いはずっと心の中に閉まったままでいた。


(君のご両親の目や言動が…なんて言えない…。)

そんな事が言えるはずがない。

過去の出来事さえなければ、もうちょっと上手くやれたのだと思う。

でも…親という存在に悪いイメージしかない俺にはとても……。



それでも子供がお腹の中にいて、彼女はわからないけど、俺は彼女の事を愛している。



無事に入籍…

結婚した。



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