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長い長い夢の答え。
それを求めるスタートラインに立てた瞬間だった。
彼女がなぜOKの返事をしたのかはわからなかった。
興味あったからとりあえず?
恋愛感情?
何か運命を感じた?
俺はと言うと…
きっとあの夢がなかったとしても、サオに惹かれていたはず。
初めて会った時から、彼女とは何かあるようなビビっとした感覚があった。
流れでキスをしてみた。
すごく温かい何かが込み上げてきた。
(自分が本気でキスしたい相手とすると、こんな感覚なんだ……)
正直に今までキスしてきた相手に悪いと思った。
適当にみんなしてるからって理由で、なんの感情もなくキスしてきた。
全てを後悔した。
たった1つのキスがこんなにも感情を呼び出すなんて思いもしなかった。
ダメだ限界。
頭の中ではわかっていても、抑える事が出来ない感情。
そのまま彼女を抱き締める。
(襲わないと約束したけど…これは襲ってるとは表現しない…よね?……。)
流れのままに彼女と絡み付いた。
信じられない状況。
自分が探しに探した結末が今、この腕の中にあるなんて……。
大切に大切に身体中にキスして…
大事に大事に最後まで抱いた…
それは彼女にちゃんと伝わっただろうか…
俺…初めてなんだよ。
こんなに人に思いを伝えようとした事。
サオと目が合った時に…ふと彼女の瞳を見た。
綺麗でキラキラしてて、まるで…宝石のようだった。
こんなにも近くで見れるなんて…
変な話だけど…まるで夢のよう…。
その日は、そのまま彼女を抱き締めて眠りについた。




