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そして…数日後。
彼女と待ち合わせをしていた。
場所は…東京都上野。
なんだろう…不思議な感覚。
ずっと旅をしてきた。
色々な場所へ行き、色々な事があった。
そんな俺が、今こうして彼女が来るのを待っている。少しだけ緊張もある。そんな風になった事もなかった人が…。
【ごめん、、、電車の中で寝過ごしちゃった(汗)】
ガクッ……着いたメールかと思ったらこの落ちである(苦笑)
後から知った事なのだが、これくらいはまだ可愛い方だった……。
自宅から一時間はかかる場所で待ち合わせなのに、予定の時間にまだ家にいたとか(苦笑)
普通の男ならキレちゃいますよサオさん…。
その後、無事に合流。
近くの居酒屋へ。
普通の話題で楽しんでいた。
二人きりは初めてだったので、お互いの話を聞いたり話したり。
この日の彼女の服装は一生忘れられないだろう。
理由はまた次の機会にでも。
居酒屋を出た俺達は帰路に着こうとしていた。夜も更け終電ももうすぐの時間だ。
『まだ話したりないなぁ』
「そうだね!まだ帰りたくないかも…」
『ならゆっくり話せる場所行こうか?』
「えっ………。」
『大丈夫。襲ったりしないから。約束』
「うん…行こっか」
そのまま近場のホテル街へタクシーで向かった。
本当に下心はまったくなかった。
ただ彼女とこのまま一緒にいたい、それだけの理由だった。
とりあえずお互いお風呂に入り、さっぱりした所でベットにゴロン。
何気ない会話をしていた。
すると彼女が少しずつ近づいてきた。
(なに…なんなの…)
ふと我にかえると、すでに彼女は俺の腕に抱きついていた。
すると彼女が口を開く。
「メールで言ってた事…本当?」
『ふぅ……本当だよ。』
一呼吸ほど間を置いて、ありったけの思いをたった一言に込めた。
『あなたが好きです。俺と付き合って。』
さらに一呼吸…
サオが一言の返事をしてきた。
「……はい」




