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夢の瞳はダイヤモンド  作者: 夢の旅人
天国からの手紙…
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27


時は流れ…数年後の出来事だ。

あの事件が起きたのは…。



【やっ君。聞いて欲しい事があるの……】


【うん?どうしたの?】


【私ね……。おかしくなっちゃいそう……辛い…怖いよ】


【え?どうして?何があったの?】


【……。ごめん。やっぱりちょっと頭の整理ついてから聞いてほしいな…】



一体何があったのだろう…

こんなに元気のないメールは初めてだった。


そんなある日、恐ろしい出来事が起きた。

タンタンタン…携帯のメール着信音が鳴ったので開いてみると…


ん?誰だっけこのアドレス…

……………?

あ?ナオだ。そういやこんなアドレスだった。

(だけど電話帳に登録してる人なのに、なぜ名前じゃなくてアドレス表示に?はて?)


【なんで?そんな言い方なくない?私、何か言った?(泣)】

本文にはそう書いていた。

(しばらくナオにメールはしていないはず)


まさか…

慌てて電話帳を見てみると…


ない。電話帳に登録している女性の情報がまったくない。

電話番号もメールアドレスも全部消えていた。


すぐに原因は予想がついた。

(あ゛あ゛の野郎)


猛ダッシュであいつの元に向かう。

当時の妻である。


『お前、何やらかしてん。』


「何って何が(怒)」


『とぼけてんじゃねぇ。携帯(怒)』


「あぁ、浮気まがいな事ばっかしてるからだ」


『ふざけてんじゃねぇぞてめぇ。浮気ばっかりしてるのはお前だろ。』


無視だった。徹底的に無視無視無視。

何を言っても無視を貫く悪魔。


すぐにナオに返信した。

【ごめん。電話帳削除されてた。それとメール送ったの?】


【削除?なんで?メール送ったよ。最近元気?って。そしたら二度と連絡はするな。さようならって返信が…】


きてねぇぇー。

と言うか俺は見てねぇー。

そんな返信もしてねぇー。



一部の人とはこれ以来、連絡が取れていない。

エミもアミも、住所どころか連絡先さえわからない。

いつまで待ってもメールが来なかった。

きっとみんなにナオと同じようなメールを送信したはずだから。


たまに携帯を放置して買い物などに出掛けていたため、不注意だった…。


もちろんトモちゃんの連絡先もない。

後日文通を送った。

幸いにも文通した手紙だけは残っていた。

助かった…。



しかし…

あの苦い現実は突然やって来た。

何故か返信が早すぎる手紙。

届いたのは俺が手紙をした翌日…

早すぎる…。



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