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お風呂ですっかり満足した俺達は二人で布団の上に寝転んでいた。軽い眠気が襲ってきた頃、エミが口を開いた。
「ねぇ?まさか…彼女とかいないわよね?」
彼女?なんだ急に…
しかもいつも眠り妨げる。
たしかフェリーの時も(笑)
『ん?沢山いるよ。10人くらい』
「え、、、10人…??」
『嘘だよ。バーカ(笑)』
「ちょっ…本気にしちゃった」
『そんな10股するように見えるか?(笑)』
「見える。」
『おいおい(汗)』
そんな下らない会話を繰り広げているうちにまた眠気が襲ってくる。美味しい料理に、気持ちの良いお風呂。眠くなって当然の状況。
しかし……
「え…寝ようとしてない?」
『え?眠くないの?』
「いや…そうじゃなくてね。んーと……」
『なんだ?』
「えっと、、、。」
『どうした?ハッキリ言えよ(笑)』
「その、、、何もないのかなって……」
『何も?何もって?』
「その、、私って魅力ない?」
『ん?魅力?あるんじゃないかな。綺麗だし、モテると思う。』
「……。」
『本当にどうした?』
「あのさ。普通この状況だと、その覚悟して来てるじゃない?」
『何の?』
「何のって……抱いてもいいんだよ……」
『はぁ~~。そんなつもりは微塵もなかった(笑)』
「え?まったく?」
『うん(笑)』
その瞬間、突撃飛んできた。
蹴りが…(汗)
「ちょっと。女の子に何を言わせるのよ。普通その展開だと思うじゃない、、(怒)」
『俺は普通じゃねぇと思う(汗)』
「信じらんない(怒)」
『ちょっと待て待て。じゃやろうか?』
「んな事聞くなぁ~~~(泣)」
ちょ…なんで泣いてるの。
怒ったと思えば急に泣くし(汗)
この時は本当に困った。
そのような気はさらさらなかったし、何よりも女性と二人きりで泊まりの経験は何度もあったけど、手を出した事はない。
(成る程…前にも急に態度が変わった子がいたけど、もしかして同じ理由だったのか…)
謎は深まるばかりである……
ほんと女の子の心はわからない…。
後日談だけど、男友達が数人集まった時にこの話をしたら…
「俺はその状況で襲いかからないお前の心がわからない」
と、口を揃えて言われた。




