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[02.森の中で(Part3)]

書き溜めていたものを放出……。

ネットが土日しか繋がらないので(ほぼ……)。

 集落に着くと、さっそく害虫駆除に取りかかった。

 方法は簡単。あちこちに蔓延る盗賊と思わしき者を、片っ端から通り魔のごとく斬りつけていくだけの簡単なお仕事。

 運動不足か、苦しい呼吸に絶えつつも、俺は集落の中を縦横無尽に駆け抜ける。途中、村人と思わしき亡骸もちらほらと見えたので、これ以上数を減らされないように一層親身になって、盗賊の蹂躙に励んだ。

 そして、やっとのことで生存者を発見。騎士団と思われるやけに女々しい男性に子どもをまかせると、俺はは先へと突き進む。

「はい、十三人目~」

 悲鳴もあげる間もなく一人の盗賊の首へと剣が突き刺す。そのまま薙ぎ払い、次の獲物へと剣を振るった。

 盗賊の血肉のせいで、だいぶ斬れ味が落ちているようだが、この剣はどちらかと言えば剣の重量で叩き斬るタイプなのでその心配は杞憂。最悪、ナマクラになっても鉈のように重量と振りかぶる遠心力で、相手の首を叩き折ることぐらいできるだろう。

「にしても……」

 俺はちらりと死線を横に向ける。そこには、他の死体とはあきらかに違う亡骸が横たわっていた。

 薪割りのように身体を縦に真っ二つに分断された騎士と思われし亡骸。殺害方法もだが、問題はこの死体が騎士のものということ。

 彼が相手をした盗賊は、そうとうの手練れらしい。

「―――なかなか手強そうなのもいるみたいだし」

 無残な死体を一瞥して、俺は逸る興奮を隠せないまま、剣を振るう。

 進むにつれて盗賊の遭遇率が上がった気がするが、ほぼ出会い頭で潰しているので問題無いけど。

 剣についた血脂を軽く払うと、払った血脂が地面に点々と赤い染みを作るが、俺は気にせず走り出した。

 そして駆け抜けながらも、遭遇(エンカウント)した盗賊を容赦なく斬り捨てていると、派手に金属を打ち付ける音を耳にした。

 ―――難敵……かな?

 少し期待しながら俺はそちらの方へと向かうと、開けた空間―――おそらく村の中央部と思われる広場で一人の騎士と、巨大な戦斧を振り回した巨漢が死闘をくり広げていた。

「―――クッ」

 見る限り、あきらかに劣勢に追い込まれている騎士の男。片手に盾を携えているが、その盾はかなり無残な状態にまで追い込まれている。

 片方の手に持つ槍で何とか牽制しているものの、彼が終わるのも時間の問題だった。

 そして―――。

「オラァッ!!」

「―――ッ」

 渾身の一撃と言わんばかり振り下ろされた巨斧によって盾が絶えきれず割れる。そして、そのまま戦斧は騎士へと襲いかかった。

「がッ―――」

 嫌な音とともに、戦斧が騎士の肩に食い込む。

 だが、それまでだった。

 荒れくれ者の背後を取った俺は、容赦なく剣を打ち込む。

 が―――。

「なぁッ!?」

 カァーンと、まるで岩肌にでも金属を打ち付けているような音が響く。

 ―――弾かれた。文字通り、斬りつけた素肌に。

 いくら剣の斬れ味が鈍っていようと、この現象はあり得ない。

「ちっ―――痛ぇんだよ、おい!! 邪魔すんじゃねぇ!!」

 血のこびりついた戦斧が薙ぎ払われ、俺は慌ててしゃがみ込んだ。

 迫りくる斧を回避した後、そのまま脇腹を狙って刺突をかますが、結果は同じ。鈍い音を立ててまた弾かれた。

「ちょこまかすんじゃねぇ!」

 俺に向かって打ち付けられる戦斧を横に飛び退いて躱し、そのまま後退して距離を取る。

「剣が通じないって、一体どんな体してんだよ、お前。サイボーグか」

「『鋼鉄の亜神の加護』を受けてんだ。そんなちゃちな武器が通じるかよ、ガキ」

 言いながら、巨漢が巨大な斧を振るう。使い込まれたそれは、もはや斧と言うより鈍器といった方がいい。実際、威力で地面割ってるし。

 その攻撃を冷静に対処(かわ)しながら、俺は考える。

「どーやって、倒そ?」

 今の所、俺にはまったく案がなかった。

本編について、キャラに違和感、おかしな矛盾を感じたお客様は、早期の報告をお願いしまーす。

HAHAHAHAHAHAHAHA―――笑ってられねぇよ………。

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