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プロローグ
10年前、その住宅は出来た。
斬新な外見と広さが売りのこの住宅には、地元の住人にはすごく受けて入居者が増えた。
だが、その住宅に大量の悪質な悪霊が住み着いた。 有名な霊能力者が何人も集まってなんとか、悪霊を成仏させた。
だが、その事件から1ヶ月後、霊能力者たちが続いて死んでいった。
しかも、全員死ぬ前に、
「おまえたち、私たちの恐ろしさ、まだ分からないのか、覚えてろ、いつか、あのマンションを」
しかも、マンションにもそう書いてあった。
ペンキ屋は何回も消したが、また浮き上がってくる。
しまいにはシンナーを使ってなんとか消えた。
何故かシンナーを使ったら浮き上がってこない。
それは、不思議に追加された。
ある日、その住宅に住んでいる男が、廊下で殺害された。
次の日、女が屋上から飛び降りた。
人々はまた悪霊が帰ってきたと言って恐れられた。
だが、自然に心霊現象は消えていき、悪霊は消えていった。
あれから、5年たった。噂は消えていき、住人はどんどん増えていった。