小説『ドヤ街の教授』

　日本の三大スラム（ドヤ街）と言うと東京の山谷、大阪の西成（あいりん地区）、横浜の寿町を指します。
今回の百地教授の実践的社会学研究のテーマはその『スラム街の人間模様』に着目しました。
主役は某大学の社会学教授（百地 覺氏・五五歳）と妻（静子）。
そこは体臭（小便臭）の香る街だった。
その街の一角にサインボード（店看板）の割れた一軒のコンビニが在る。店の名前は『アミーゴ（友達）』。百地教授の『実践的研究の場』である。おもに、日雇い労務者・路上生活者・ブルーテントの住人・生活保護受給者達が利用する店であった。彼等から見ると、そこは唯一の寛げる健康的な店の様である。が・・・。
では『本文』に進みましょう。

-余談-
スラムはどの国にもあります。是非、日本のスラム街を本編化（映画化）してカンヌ映画祭に持って行きたいものです。
よく小説を真似する方がおります。この作品はあくまでも私のドキュメンタリー作品に成ります。（場末の本屋より）

　この作品は著作権を放棄したものではありません。