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助けて!
ダンベル何キロ持てる?という事を考えながら
安●大事件を聞きいて色々思っていたらこんなものが出来ていました。
「クソがぁ!」
「諦メテ喰ワレロ」
俺は絶望していた。
目の前にはグロテスクな怪物。 後ろは行き止まり。
人通りの少ないここに助けは来ない。
喰われる。
確信した。
「待ちなさい!」
声が響いた。
「天地騒がす悪い子ちゃん!」
「悪い子で済む案件じゃないがな。」
「大人しく帰れば見逃すわ。」
「勝手を言うな。」
「帰らないと言うのなら、私がお仕置きしちゃいます。」
「さぁ、お仕置きタイムだ。子猫ちゃん。」
重低音と高音声の息の合った掛け合い。
「誰ダ」
怪物の視線の先には太陽を背にした不審者が居た。
手にはニチアサ風のステッキ
格好はフリフリのドレス的な服
「私はルビーチェリー。見ての通り魔法少女よ!」
『とっととおウチに帰りなさい!』って台詞には、意外と破壊力がありますよね。
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