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irony
君の声、姿、性格
全てが私を捉えて離さない
何も無いのに、君の連絡先をタップしたり
気づいたら君のことを目で追ったり
髪型が変じゃないか気になったり
ふとした瞬間に頭をよぎるんだ
それと同時に目に入れたくないものも
存在感を持って視界に割り込む
君の持ち物は素敵だね
その趣味の良さ
あの子の影がちらつく
私は心の中で何度もナイフを突き刺した
ねえ、いい加減私に諦めさせて
君が言葉にしてくれればいいの
あの子のこと好きって
もっと
もっともっと
もっともっともっと
知らなければよかった
知らなかったら後悔した
そもそも君に合わなければな
ふと吐き出した言葉は冬の空に消える
白いモザイクでほんとを隠して