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求めるa。


書き出した言葉は幾つもあった。

そのどれも、これも

前向きであったり後ろ向きであったり。


例えるなら。

排他的

自分だけを取り込み、他を取り除く


包括

あるものをあるままに、受け入れる様


こう言った辞書のような言葉でしか

私には結局物事が理解出来なかった。


言葉を知っていても、経験が、無い。


友人

自分の周囲であり、心を許せる人

友情関係を築けた人達の総称


と言った形でしか知らないように


私には言葉を知っていても経験が伴わない


生きていて経験がなかったわけではない。


友人は居た。

という過去形だ。


自分から拒み、ある線を引いて

客観的に物事を見るようになった。


それもまた、一つ課題になるのだろう。


経験とは人それぞれなものだ。


だが共通するものは意外と存在している。


「それ」がもし、存在しなかった。としたら

人は羨み、妬み、失意するものでもある。


私の場合は逆であった。

その経験をしなかった自分を。

これまでは、まるですごいように

自分だけは違うように居ようとしていた。


結論的には羨み、妬んでいたからこそのこと

それを見せないためだけの虚栄だ。


心の中では羨ましいと思っていた。

どれほど望んでも手に入らない。


手に出来ないものがある。


そんなものを持っている人達を

常に目の前にして、怖くなる自分が居た。


いつか置いていかれる。


そう思うほどに自分から遠ざけよう

遠のいていこう、離れよう、と。


羨ましい。


そしてそれだけが全てではなかった。


そんな人達の無垢な優しさ。

自分の過去や、傷付ける事を繰り返す

そんな自分に向けられる優しさ。


それもまた怖かった。


どれだけ、私は人を傷付けたと。

この人達は知っているのだろうか。


その度に、私には押し寄せてきた。


罪悪感と、後悔。


なんて偽善者なんだと、どれほど汚いんだと

思い知らされていった。


そうして、また差し出された手を。


拒むのか?


a、


求める、a。


私。答えは、分かっているんだろう。

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