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嘘嫌いの、嘘つき。
何もかもを、捨てたかった。
そうして、命も捨てたかった。
そんな時期がありました。
なんて今は笑って話して
心で泣くだけになっていった。
いつまでも、過去に縛られて
身動きが取れなくて
後悔しては、周りと比べては
自分が嫌で、苦しんだ。
何もかも、捨てたかった。
何もかも持ってなかったから。
その時、その場所で必要な。
その箇所、その都度必要な。
そんなものがなかった。
考えるだけ無駄であった。
嘘をついても、いつかバレる。
だから正直に、無い。
そう答えるたびに惨めだった。
嘘も方便だと。
誰かは言う。
嘘は人を、自分を傷付ける。
どんな、嘘でさえも。
…次第に自分探しということを
そんな風に言ったことも分からなくなった
それ、を仕事。と偽り。
嘘を嫌った私が嘘をついている事実。
ここまで来るともはやわけがわかんねぇな
なんて言ってやや、自暴自棄になる。
甘えを認めるくらいなら。
ちょっと嘘つきながら、
まだ鞭打って、仕事と言って
続けるんだ。




