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失った残像、手にしたーーー。


あいつは


話さなくなった。


その理由なんて、ちっぽけで。


でも1番その理由を分かっている。


後悔して、怯えて、縛り付けた。


三年なんて時間の間に、起きた悲劇。



あの、冬。

君は俺に言った。


ずっと。

忘れられないから。

人は死なないんだよ、心で。

生き続ける限り、亡くなる。

そんなことは起きないんだよ。

っておじいちゃんに教わった。


だから、最後まで。


離さなかった、手と手。


預けた、手紙。


どうせ、泣いてるんだろ。


何年一緒だと思ってんだ。


お前は、バカなんだ。


俺は居ない。それに、この言葉も。


俺の、言葉じゃないのに。


失意するだろ?

また泣くだろ?


でも、それが1番の甘えだって。


お前自身。


気付いてんだから、もう。


残像なんて振り切るくらいの覚悟を。


持てばいいじゃないか。



あの日起きたことは変えられない。

変わらない。


最後まで、寄り添って。


手と手、繋いで。


お前の手は赤くなって。


俺は息絶えて。


お前は後を追っかけようとまでして


今は生きてる。


今は生きて


辛いことだな、世の中。


でも、変わらないから。


歩け。


なんて都合よく


生きられたら


お前は苦しんでなんか


居ないんだよな


でも、この全文も、何もかも。



お前自身の言葉で。


都合よく、捉えたい。


そんな願いの反映だ。


だったら、後はもう。

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