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小説とAI ~作った小説のチェック作業をAI編集者に任せられるか?~ 番外編 小説家になろう AI使用申請について

作者: 菜乃花 薫
掲載日:2026/06/11

小説かになろうでは、9月から全ての作品にAIの使用状況を自己申告する必要があるようになります。


この駄文も当然対象ですが、ここで問題です。


「この短編エッセイの元はAIとの対話があってのものです。会話内容や文章生成自体には一切AIは使用していませんが、会話相手がAIでそれに起因する処々の問題をネタにしています。この場合はAI使用申告はどうなるのでしょう?」


面倒だしネタの為にと問い合わせはしていませんが、こういった疑問は持っています。


生成に生成AIを使わなければ無問題なのか。


AIと対話してAIとの会話をネタ元にしてるのも生成AI使用なのか。


ガイドラインががばがば過ぎて、読んだだけでは判断つきかねます。


ちなみにこんな問い合わせはしました。


「生成AI使用状況について、小説内の挿絵で【みてみん】に生成AIで作成した挿絵をアップして小説内に貼って使用しています。これも生成AI使用に当たりますか?」


これについての回答はまとめると


「【みてみん】は外部サイトですので、生成AI使用不使用はそちらのガイドラインに沿ってください。小説家になろうとしては「本文が生成AI使用でなければ不使用と判断」します」


だそうです。


イラスト元はみてみんだけしか使えないのに、そのガイドラインが最初に明示されてない時点でアウトでしょ。

そもそもイラストだって世界観補完の為だから、作品の一部なのにこのありさまです。


多分、小説家になろうの今回の件には契約書を作った経験がある人、もしくは公的機関との契約・請負などを実施した人が契約や条件提示などに携わっていないんでしょうね。


これ、解釈次第ではどうにでも取れるわけで、それを利用者に判断させるってのはどうかと思うんですよね。



あっさり


「文章の一部もしくはすべてを生成AIに任せたものは”生成AI使用による作成あり”(本文のみ・イラストのみなどの明示をする)」


「プロットなど”文章そのもの”ではなく、作品世界の構成にAIを使用したものは”基本構成部分に生成AI使用あり”


「創作補助、校正、誤字脱字チェックなどに直接間接問わずAI使用がある場合は”AIの補助的使用あり”」


なんかでいいと思うんですけどね。


そもそも

「舞台設定や歴史背景などの調査資料としてAIを使用した場合」

なんて、検索エンジンがAI使って回答出してくるんですけど、それは?



実際、私の場合は語彙チェックや全体構成に破綻が無いか程度では生成AIに全文ぶち込んでチェックさせてますが、修正などは全て自分でやってます。


でも、これも「生成AI使用」になりますし、人によっては補助と言っていいのかは迷いますよね。

ガイドライン上は確かに「補助使用」でいいだろうけど、なろうの判断自体が「投稿者が能動的でなければOK」ってどうなんでしょうね。


意図してなければいいってこと?


そもそも誤字脱字や文章言い回しの問題点に修正指示をAIが出したら、それは「AIが部分創作した」とも取れなくもない場合は絶対あります。


小説って接続詞1つ、語彙1つ変わっただけで解釈がかわってしまうこともあるんですよ?


大体にして


「生成したテキストを本文欄全てにそのまま使用する行為は禁止としています」


ってあるけど、これ、例えば句読点つける、文章を足したり引いたりするだけでも「そのまま使用」ではなくなりますよね?


日本語を厳密に読むなら改行追加でもデジタルデータとしては「そのままではない」わけですけど、それは?


こんな屁理屈だって通ってしまうわけですよ、あの文章とQ&Aを読んでいると。



ねえ、小説家になろうの運営さん。


もう少し作り手と話をしてからAI生成有無の申告をさせた方がよくないですか?


将来、出版時や版権などで揉める作者さんが出ないか、心配ですよ。



私はリアル出版とか出ないだろうからいいですけどね(笑)

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― 新着の感想 ―
質問板から飛んで参りました。 全くおっしゃるとおりで、現状のガイドラインではボーダーが曖昧すぎて「AI不使用」設定は怖くてできません。 おまけに「補助的利用」で設定すると、利用範囲の備考欄が記入できな…
 AIの提案をそのまま引用すれば直接使用、アレンジすれば間接的利用、修正なしならば補助的利用……いや不使用かな。  それよりも、AI翻訳に対する説明の方が問題。あの理論を日本人の日本語に対する語彙力に…
自作の小説の翻訳はダメとかおかしいと思うのは一人だけでないはず。
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