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詩集『詩の群れ』

『通り過ぎれば、胃も治るだって』・・・『詩の群れ』から

『通り過ぎれば、胃も治るだって』・・・『詩の群れ』から



問題は山積みでさ、しかも、憂鬱な期日がくると、緊張するんだ。

そうか、それはしかし、他者の目を気にしているな。

え?

つまり、気になる、ということだろう。



そうなんだ、どうすれば良いのかも、分からなくて。

それは、その日になっても、通り過ぎれば良い話だろう。

そうか、通り過ぎればという気持ちで、何かに臨めばいいんだな。

そうだよ、胃が調子悪い日なんかは、殊更、通り過ぎればと思えば良い。



ありがとう、何だか気持ちが楽になったよ。

だろう、通り過ぎれば、胃も治るだって、夢の中で、お告げで聞いたんだ、だろうだ。

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