現実と目的
「特殊能力?なんのことですか?」俺はいきなり、知らない人に話しかけられた。しかも特殊能力なんてマンガかアニメの世界だ。
「大丈夫、私も持ってるから特殊能力」
「え、は、はぁ?」俺は心で悟った。かかわっちゃいけない。やばい人だ。
「俺は持ってないです。じゃそう言うことで」
「え、本当に持ってないの?ちょとそこで待っててね」
相手かなり慌てていて独り言をしゃべっていたが俺は無視をして帰ると言う最善策を取った。
「彼、持ってないってますけど本当に彼であってるんですか?て、話してる間に行っちゃいましたよ」
この後、あいつがどうなったか俺はわからなかったがしばらくした後様子を見に行ったがどこにもいなかった。俺の頭の中以外は...
キーンコーンカーンコーン
今日はいつもと違うHRだった。先生がいつもより早く来た。
「いきなりでわるいんだが転校生を紹介する。入ってきて夜神さん」先生の紹介の後、扉をあける音が聞こえた。
「変わった苗字だな。ーさぁ、女子だといいな。」
「真司らしいな...え?!嘘だろ」ありえないことが起こった。まるでマンガのような出来事が、そう俺より少し小さくて髪が短いのに後ろで縛っている、そしてお世辞でもなくかなり美人の
「夜神美月です。昨日そこのことはあったかな?まぁ仲良くしてくれるとあらがたりです。これからよろしくお願いします。」そう、こいつが紛れもなく昨日あった奴だ。
HR終了後反応は予想通りだった。男子は俺を囲いブーイングの嵐。女子は夜神を囲んで何やら盛り上がっていた。
そして放課後、俺は夜神に残るよう言われた。
「なんでお前がこの学校にいるんだよ。どうしてここが分かったその目的は」確かに少し恐怖はあったが彼女のことが気になってもいた。
「じゃぁ1つずつ説明してくね。高校がわかった理由は、制服、目的は...君をある団に誘いに来たの。私と一緒に戦ってほしくて。」