浮気紛れ
あなたの指が綺麗なことを知っている
あなたが綺麗なことを知っている
ごめんね
ただ求めただけなの
あなたが優しいことを知って
あなたの指が優しいことを知った
ごめんね
嘘はつけない
優しさが罪になることを
二人で思い知った
突き放すには
私たちは似過ぎてる
1人の人間として
あなたが大事
これ以上壊したくない
けれど触れたらきっと
また同じ過ちを繰り返すだろう
あなたの指の間
きっちりと埋めて
かすかな寂しさを
隠してしまうように
人肌が恋しい
それだけじゃ無かったと
お互いわかっている
私たちは似過ぎてる
まるで当たり前みたいに
静かな夜
たったひと時の罪悪感も
隠してしまうほどに
ごめん
あなたは何度も言った
私は構わなかった
2人だけの時間に酔っていたから
ごめんね
秘密を背負わせて
二人だけの眼