深夜一時、俺は公園に出かける
俺は自販機の光が好きだ。
理由はよくわからないが安心する。こいつ等がここに集まる理由がよく分かる。だが、俺の邪魔をするなら例え虫でも容赦はしない。
俺は左手の上にのった虫を払い除けて、いつもの缶コーヒーを押す。
ガタンッ
バイクに座って、その場で飲む。…この何とも言えない贅沢感が好きだ。
「昔は110円だったのに…。嫌な時代になったもんだ。…」
ゴクゴクッ
「くー!苦い!!やっぱりカフェオレで良かったあー!」
飲み終わった。一瞬だ、…隣のゴミ箱は案の定無かったので、そのままポケットに入れた。
俺はバイクのエンジンをかけて被りたくもないヘルメットを被る。次の知らない公園に向かうんだ。
…ブウううぅん
「やっぱり、誰も走ってないってのは爽快だよな。都会じゃこうはいかないだろう。田舎最高、ふはは環境破壊は楽しいZoy!」
時速をみると90kmが出てる。制限速度なんてお構いなしだ。今日はまだまだ走るんだ。
しばらく走ると知らない公園が見えてきた。よし、ここにしよう!!
「…誰もいないよな?」
俺はベンチに座って、スマホを取り出した。とりあえず思いついたスレを立てる。
“年中ニートだけど夜中の公園落ち着くわwwwww”
…変なスレタイはすぐに思い付く、慣れたもんだ。
早速レスが帰ってきた。
“4ね”
“捕まれよくそ不審者”
“お前また立てたの?懲りないね”
俺はニヤニヤしながら返事を返す。
“うるせーぞゴミども。”




