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第8話【出会い】

【この作品の世界観を1分未満で語る簡単な説明】

始まりのものは強大な自身の力を4つに分け、それぞれに【始まり】【存続】【終わり】【自由】という役割を命じて眠りについた。


これがすべての始まり


【この話の簡単なあらすじ】

突然少女に自分の事を破壊の王と言われ困惑した優木直(ゆうきなお)。だが直はそれよりも何故自分だけ元の世界に戻れないのか少女に聞くが………

直「破壊の王の後継者?………それってなに?」

直は突然の事にもう一度聞いた。


少女

「まぁ準を追って説明するね。破壊の王は【終わり】の力を冠する全ての終わりを担う存在で、万物…概念…事象…理…の終わり…文字通り全てを終わらせる為に機能している。


君に分かりやすく例で言うと、生物が生まれる→自由に生きる→やがて死ぬ。そして破壊はこの中の死ぬという事を担っている感じだよ。


そして君は…そんな破壊の王の後継者なんだよ」


直「なんとなく貴方の言ってる事は分かった。俺がその後継者なんだって…でも、俺はもと居た世界に帰りたい。破壊の王なんてどうでも良いから…家族に会いたい。それが何の関係があるの?」


いつもの俺ならそんな話真に受けなかったが、何故か真に受けた。色々あったからだろうか?


しかし、とにかくもと居た世界に戻りたかった俺にそんな事はどうでも良かった。突然異世界に突然召喚された人なんて異世界に残るか、もと居た世界に帰るかの選択肢で言えば帰りたい選択肢を選ぶものなのだから。


少女

「ごめんだけど、君はもと居た世界には帰れない。私の力が使えないからだ。」


直「どういう事?なんで……」


少女

「さっき言った事だけど、君は破壊の王の後継者だ。君には破壊の力…全ての終わりを担う力が宿っている。その力は私の力に反発して無効化してしまうんだ。」


少女はそう言った。

俺は頭をフル回転してなんとか出した疑問をぶつけた。


直「じゃあ…なんで異世界召喚魔法は俺に使えてたんだよ…破壊の力とやらが俺の中に宿っていたら異世界召喚魔法も無効化するんじゃないのかよ…」


俺がそう言うと少女は悲しそうな顔で答えた。


少女

「私はね…違うんだ………私の中にある破壊の力が君の中にある後継者としての破壊の力と反発するから…使いたくても無効化されて使えないんだよ…」


直「じゃあ…貴方も破壊の王の継承者って事なのかよ…」


少女は俺をじっと見つめた。


少女

「確かに私の中には破壊の力が宿っている…しかしこの力は実際に破壊の王から継承された物だ。後継者の力では無い。でも私は破壊の王では無いんだよ」


少女がそう言うと何となく理解した。俺の中には後継者としての破壊の力があり、その力は実際に破壊の王から力を継承した彼女が使う魔法などを無効化してしまうのだと。

何故彼女が破壊の王では無いのかが分からなかったがそれだけは理解した。


直「貴方が言ってる事は何となく分かった。貴方の力ではどうしょうもないってことが。取り敢えず貴方が言ってる事を聞いて俺の目的は決まった」


少女「目的を聞いていい?」


直「貴方が元の世界に俺を返すことが出来ないのなら、俺は元の世界に帰る為の方法を探す。」


俺がそう言うと少女は気まずそうに答えた。


少女

「ごめん…君は元の世界に帰っても意味は無いよ」


俺はその言葉を聞いて少しモヤッとした。そんなモヤッとした俺を前に少女は続けて言う


少女

「君がこの世界に来るにあたって君の家族やその関係者達が犠牲になった…その話を先程、私はしたよね。そして君には破壊の力が宿っていて私は君に干渉できない…つまり私ができることは前の世界で君が居たという事を削除することだけだったんだよ」


俺はそれを聞いて動揺を隠せなかった。


直「なんでだよ…なんでそんな………さっき貴方は俺に干渉できないって………」


少女

「私は君に直接干渉することができないが、間接的には干渉することができる。だから君が前の世界で居たという事実は無くなったんだよ。君の家族や友人などの大切な人達と引き換えに。」


俺はそれを聞きもう前の世界での居場所は無いのだと…そう思った。俺の目からは涙が溢れてきた。


直「なんで………なんで………」



それから2時間が経った。俺は泣いているうちに自分なりにけじめをつけた。正確には一切ついていないが泣いてもどうしょうもないのだと思い…進むことにした。


そんな俺の一部始終を見ていた少女は言った。

少女「強いね………君は」


直「強くないよ………俺の心の中では色々な感情が混ざってる。でも家族が助かったんだ。あのまま行けば俺の家族は死んだ方がいいと思えるような苦痛の日々が続くはずだったんだ。俺の存在1つで皆が助かったんだ…そう思えばまだマシに………」


俺はまた泣きそうになるのをこらえた。


直「これからこの世界でどうすればいいんだろう」


俺はこれから途方に暮れるのかと思い呟いた。


少女

「私がこの場所に来た理由はね…君を一緒に旅に誘うためなんだよ。」


直「え?」


少女「ってことでこれからよろしくね!」


少女がそう言いながら理解ができずに固まる俺に近寄り手を差し出してきた。何故か少女が人が変わったように急に明るくなった。


何故俺が召喚される事を知って誘いに来たのかは分からなかったが俺はその提案に乗るしかなかった。この世界で途方に暮れるよりは………と思い俺は少女の手を取った。


少女

「そういえば君の名前を聞いてなかったね。私は刹那…刹那零無(せつなぜろむ)だよ。よろしくね!」


少女の名前は刹那零無(せつなぜろむ)というらしい。俺はこれから彼女を刹那さんと呼ぶようにした。


直「刹那さんね。俺は優木直(ゆうきなお)だ。今後ともよろしくな」


俺が自己紹介すると刹那さんは急かすように言ってきた。


刹那「そういえば直くんに会ってほしい人がいるんだけど…良いかな?」


刹那さんは俺の手を取り「急ぐよ!」と言いながらダッシュした。城を出て街を出て森を抜けて荒野を駆けてある街へと着いた。本当に一瞬だった。


その街の宿の室内に入ると金髪の少女が眠っていた。それを見た刹那さんは突然「明日まで待って欲しい。ごめん」と言い手を合わせてきた。と言うことで明日会うことになった。




そして現在



宿の廊下を歩いている刹那とアメリア


アメリア「刹那ちゃん…会わせたい人って…?」


刹那「この部屋の中にいるよ!」


刹那ちゃんは宿の個室の前に止まり、そう言うと扉を開けた。中には男の人が立っていた。


刹那「はい!ってことでお互いの自己紹介から!」


刹那が急かす


アメリア「あぁ…え〜と…私はアメリア・フォン・ハルカス。よろしくね」


直「あ…あぁ。俺は優木直(ゆうきなお)。よろしくな」


刹那「2人共なんか拙いよ?どうしたの?」


それがアメリアと直の初の出会いだった。

おかしいところがあったら教えてください(読者視点も大事なので)


あと最近、自分の投稿に自信が持てなくなった。

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