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零の神〜始まりの罪と終わりへの導〜  作者: 名無氏無意味
第1章 魔法都市と2人の少女
4/6

第4話〜初めての魔法具店〜

【簡単なあらすじ】

魔法都市ノストに着いたアメリアは夢のような光景を目にする。そこには魔法が溢れていてアメリアは憧れた魔法を目にして使いたい魔法を語る。そんなアメリアに刹那は使いたい魔法を使う為に杖を魔法具店に買いに行くが…

ガランッ


刹那とアメリアは店の扉を空けた。アメリアはそれっぽい雰囲気に感心した

アメリア「うわぁ〜なんか…それっぽい!あそこには本がいっぱい。あそこには玉?あっ杖もある!」


アメリアがはしゃいでいるとカウンターに居座っている爺さんが反応した。

爺さん「フォッフォッフォッ…元気の良い子来たのぉ」

そう言いながら爺さんは近寄ってきた。


爺さん「お主達が来た理由は存じておるよ…杖と風の魔法具じゃろ?」


アメリア「え?なんで分かったの?」


爺さん「なに…そこの娘に事前に予約されていたからじゃよ」


アメリア「え?刹那ちゃんが?」


刹那「アメリアちゃんが欲しそうな杖があったから…事前に予約しておいたの」


アメリア「え?ずっと私と居たのにどうやって予約したの?」


刹那「ここは魔法が使えるからね。だから私も魔法を使って爺さんに予約しておいた。伝達の魔法でね」


アメリア「そんな魔法も使えるのか………」

アメリアは感心した。


爺さん「では…早速、杖をお主に渡そう。」

爺さんはそう言うと綺麗な杖をアメリアに渡した。


アメリア「なんか…凄く手にしっくりくる…まるで体の一部みたい」


爺さん「ほう…その杖はこの店で扱える最上級の杖なのじゃが…そうか…しっくりくるか。きっとお主は魔法適性が高いのじゃな」


アメリアは魔法が無い世界で生まれたのに何故か適性が高かった。


刹那「じゃあ予約しておいた風の法具も良い?」


爺さん「風の法具は本当にこれで良いじゃな?風の法具は確かに便利じゃが…最上級はかなりマイナーじゃろ?」


刹那「うん!それで良いよ!」

そう言う刹那に爺さんは、初めて魔法を使うのに何故風の最上級の法具なのか疑問に思ったが深くは聞かなかった。


爺さん「じゃあ…杖の代金が128万リアルと風の法具代金の40万リアルで…168万リアルじゃ」


アメリア「なんか…凄く高そうだけど…本当に良いの?私が貯めてから買ったほうが…」

アメリアは申し訳なさそうに刹那に言った。


刹那「アメリアちゃん…門で払った代金の事覚えてる?」


アメリア「100リアルの事?」


刹那「そうそれ!この世界ではね…町民が一ヶ月で稼ぐお金は大体2000リアル。比較的安めの宿代が60リアル。一人暮らしの町民の一ヶ月の食費が1000リアルぐらい。だから168万リアルは結構高いの。多分今のアメリアが稼ぐなら10年以上はかかるよ?」


刹那が買った杖と法具はどちらも最上級…それを聞いたアメリアは答えた

アメリア「そんなに…高価なもの貰えないよ……」


当然の反応だ


刹那「良いの良いの!アメリアの為に買いに来たんだから」


アメリア「で…でも」


話は平行線を辿った。


刹那「くたばれ持ち金!お釣りは要らん」

話が平行線を辿る中で突如として刹那が急にそう言い200万リアル払った。


アメリア「うぇっ?」

アメリアはあまりに唐突のことだったのでビクッとなった。


爺さんはお釣りを返そうとしたが刹那が断ったのでどこか申し訳なかった。


アメリア「本当に良かったの」


刹那「え〜全然良いよ?」

そう言いながら杖と法具を買って2人が店を出ようとすると爺さんがアメリアと刹那に警告してきた。


爺さん「釣りの礼じゃ…わしが知っていることを教えよう。近頃隣国がどうやら異世界召喚を実行しようとしている。他国に戦争を仕掛ける準備じゃ。この国にいる内は気を付けるんじゃよ」


警告を聞いた後、刹那とアメリアは店を出た。

アメリア「異世界召喚って何?刹那ちゃん分かる?」


刹那「異世界召喚はね…この世界とは異なる世界から、適性があるものを呼び従わせる魔法だよ。呼ばれたものは召喚者に絶対服従の契約を結ばされる。禁忌だよ」


アメリア「そんな魔法があるなんて…」


刹那「この魔法はね世界を超える分それだけの資源と犠牲が居るんだ。恐らく奴隷や拉致した者を犠牲にしたんだと思う。」


アメリア「犠牲になった人はどうなるの?」


刹那「死ぬ…と言いたいけど実際は体内のエネルギーが尽きていき…生きたままミイラ化して…ミイラ化しても生きたままエネルギーを吸われる。消失するまでね…地獄だよ。」


アメリアは物事は綺麗事が全てではないと思った。

綺麗な魔法があれば恐ろしい魔法もある。使い方を見失わなければいいという話ではない。強い力を使うにはそれ相応の責任も持たないといけないそう思った。


アメリア「そういえばくたばれ持ち金って何?」


刹那「お金はね…自由であるべきなんだ。使いたいものに使い、欲しいものを買うとても自由なものだ。でも…その自由せいで別の自由が失われる。お金というものに束縛されるんだ。そんな自由が故に不自由なお金というものを戒めるように私は大金を使う時にくたばれ持ち金と言ってるんだよ。」


それを聞いたアメリアは納得した。


刹那「ところで魔法具を使いたいけど、使うには資格が居るんだよね。だって無資格だと捕まっちゃうから。だから資格を取りに行かなきゃいかないんだけど…良し!じゃあ行き先は魔法資格と魔法の使い方を学べる場所。この都市が魔法都市と言われる由来。リリアル魔法師教室へ」


刹那はそう言うとアメリアと共に魔法師教室へ向かった。

おかしいところがあったら教えてください(読者視点も大事なので)

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