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(再掲 )天災は予測不能!?

作者: 尾生 礼人
掲載日:2025/12/09

~緊急 発表~


( ;`Д´) こちら、天災 対策省 予言課です!

そう遠くない未来、皇都 沿岸部を巨大 津波が襲うでしょう!


( ; ゜Д゜)( ; ゜Д゜)( ; ゜Д゜)

なっ?! なんだってぇ~っ!?


───


~各 省庁 合同 会議~


(-_- ) 天災 対策省サンの予言 発表の影響で、皇都から脱出した皇国民は、現時点で数万人を越えております。


( `□´) 貴様らの予言のせいで、どれだけ経済に悪影響が出ていることか……


( `Å´) もし、予言が外れたら──

分かっておろうな?


 各 省庁の中でも特に力を持つ財務省と経産省に にらまれては、災対省の担当者も恐れ入る他ない……。


(・・;) ……よっ、予言はっ!

新設 間もない、予言課によるものでして……

予言 自体も──未熟な職員による……

( ;`д´) そ……そう!

未熟な職員の勘違いによる誤報で ありますっ!


───


~ 一ヶ月後 ~


 災害 対策省 上層部が各 省庁 合同 会議 直後、

〈巨大 津波の皇都 襲来は誤報〉

と発表したため、一度は皇都を脱出した者たちは続々と戻ってきていた。


そして──


───


 巨大 津波の皇都 襲来により、数十万人の皇国民が死傷。


 皇都は甚大なダメージを受け、おおよそ2ヶ月の間、首都としての機能がマヒした。


───


 災害 対策省 上層部は責任回避のため、

〈( ;`Д´)今回の予言は、たまたま当たっただけで、天災の予言は元から不可能!〉

との声明を出し、予言課を廃した。


 財務省や経産省は圧力をかけて予言を撤回させた手前、(他の省庁は付和雷同した経緯から、)何も言わなかったと云う……。


 お役所の悪しき伝統、《かばい合い》である。


───



 百年後、巨大津波が再び皇都に襲来。


しかし、役所 内では、地縁 血縁 コネ就職による《世襲》が 続いており、《偉大なる先輩たち》の過ちを認めると、《偉人な先輩たちの後継者》である自分たちの権力 基盤が危うくなる!との理由から、予言課は廃されたままであった。

(例えるなら、

'( ´∀`)オレは勇者の子孫! だから、勇者としての地位は当然!'

と主張、実力もないのに世襲で勇者の称号と高給を得ている人が、肝心の先祖が実は山賊だった!とバレるのを恐れて ひた隠しにしてる 感じ……)


 そのせいで、またしても被害 甚大か と思いきや、野に下った予言課 元 職員の孫 弟子たちが、あらかじめ民間に対して必死に危機を訴えて回っていたおかげで、被害は かなり軽減されたと云ふ……。


どっとはらい。

《天災は予測 不能!?》

  ~新章~


〈プロローグ〉

新たなる災厄が迫る とされる中、災害 対策省 上層部は、相も変わらず《予言》の有効性を認めようとはせず、責任を取らずに済む《予兆 観測》にのみ、注力。

広大な範囲に無数の観測 機器を設置するなど、莫大な予算と膨大な人員を投入し続けるが……


一方、予言課 元 課長にして初代 予言者でもあるマァム・ライの曾孫 弟子で今代の予言者を自認するシルフィー・マ・ゴーデスは、社会に対し密かに警鐘を鳴らし始める──

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