(再掲 )天災は予測不能!?
~緊急 発表~
( ;`Д´) こちら、天災 対策省 予言課です!
そう遠くない未来、皇都 沿岸部を巨大 津波が襲うでしょう!
( ; ゜Д゜)( ; ゜Д゜)( ; ゜Д゜)
なっ?! なんだってぇ~っ!?
───
~各 省庁 合同 会議~
(-_- ) 天災 対策省サンの予言 発表の影響で、皇都から脱出した皇国民は、現時点で数万人を越えております。
( `□´) 貴様らの予言のせいで、どれだけ経済に悪影響が出ていることか……
( `Å´) もし、予言が外れたら──
分かっておろうな?
各 省庁の中でも特に力を持つ財務省と経産省に にらまれては、災対省の担当者も恐れ入る他ない……。
(・・;) ……よっ、予言はっ!
新設 間もない、予言課によるものでして……
予言 自体も──未熟な職員による……
( ;`д´) そ……そう!
未熟な職員の勘違いによる誤報で ありますっ!
───
~ 一ヶ月後 ~
災害 対策省 上層部が各 省庁 合同 会議 直後、
〈巨大 津波の皇都 襲来は誤報〉
と発表したため、一度は皇都を脱出した者たちは続々と戻ってきていた。
そして──
───
巨大 津波の皇都 襲来により、数十万人の皇国民が死傷。
皇都は甚大なダメージを受け、おおよそ2ヶ月の間、首都としての機能がマヒした。
───
災害 対策省 上層部は責任回避のため、
〈( ;`Д´)今回の予言は、たまたま当たっただけで、天災の予言は元から不可能!〉
との声明を出し、予言課を廃した。
財務省や経産省は圧力をかけて予言を撤回させた手前、(他の省庁は付和雷同した経緯から、)何も言わなかったと云う……。
お役所の悪しき伝統、《かばい合い》である。
───
百年後、巨大津波が再び皇都に襲来。
しかし、役所 内では、地縁 血縁 コネ就職による《世襲》が 続いており、《偉大なる先輩たち》の過ちを認めると、《偉人な先輩たちの後継者》である自分たちの権力 基盤が危うくなる!との理由から、予言課は廃されたままであった。
(例えるなら、
'( ´∀`)オレは勇者の子孫! だから、勇者としての地位は当然!'
と主張、実力もないのに世襲で勇者の称号と高給を得ている人が、肝心の先祖が実は山賊だった!とバレるのを恐れて ひた隠しにしてる 感じ……)
そのせいで、またしても被害 甚大か と思いきや、野に下った予言課 元 職員の孫 弟子たちが、あらかじめ民間に対して必死に危機を訴えて回っていたおかげで、被害は かなり軽減されたと云ふ……。
どっとはらい。
《天災は予測 不能!?》
~新章~
〈プロローグ〉
新たなる災厄が迫る とされる中、災害 対策省 上層部は、相も変わらず《予言》の有効性を認めようとはせず、責任を取らずに済む《予兆 観測》にのみ、注力。
広大な範囲に無数の観測 機器を設置するなど、莫大な予算と膨大な人員を投入し続けるが……
一方、予言課 元 課長にして初代 予言者でもあるマァム・ライの曾孫 弟子で今代の予言者を自認するシルフィー・マ・ゴーデスは、社会に対し密かに警鐘を鳴らし始める──




