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君は僕の奥さんには向いてないけど? 彼女にはちょうどいい!

作者: 七瀬
掲載日:2021/08/05






【君は僕の奥さんには向いていないけど? 彼女にはちょうどいい!】





・・・中には、そういう女性ひとがいる事を僕は知っている。

今僕と付き合っている彼女とも、もう直ぐ3年になる。

彼女は僕との結婚を考えているようだ。

でも? 僕は彼女と付き合うと決めた時から【結婚】は

一切考えていない!

何故なら、彼女は“主婦には向いていないからだ”

家庭に入れば、家事をしなくてはいけない。

彼女は、料理どころか洗濯も掃除もまともにできない女だ。

だから、子供が産まれても育てる事も出来ないと僕は思う。

彼女に家庭の事を任せたら、子供はちゃんと育たない!

それでも僕が3年も彼女と付き合っている理由は?

“彼女の見た目と体の相性だと思う!”

外で彼女と一緒に歩いていると? 皆、彼女を見るからだ。

彼女は、モデルのようにスラッとしていて整った顔が僕は好きだ。

まさに!? “自慢の彼女。”

何処に彼女を連れてても、どの友達に会わせも“綺麗な彼女だなと言う!”

僕は彼女を連れて歩くことがステイタスになっていた。

勿論! そんな風に僕が思っているなんて彼女は思ってもみないだろう。






僕は【恋愛】に対して、クールなのかもしれない。

彼女に対しても、“恋人までか、結婚していい女性かを考える”

今の彼女とは、どんな事があっても結婚はしない!

でも、彼女なら【最高の彼女。】




・・・だから、僕は徹底している。

今の彼女に、僕の家族を会わせたことはないし。

これからも会わせる気もない。

それに、僕の仲がいい親友や職場の人達にも会わせていない。

余計な事を、彼女に言われても困るし。

【結婚】というキーワードを出されても困るからだ!

何十年ぶりかに会った、同級生とかなら彼女に会わせてもいい。

全く僕の知り合いに会わせないのも違うと思ったからだ。

彼女は、僕に彼女のお母さんや妹に会わせてくれた。

彼女の親友の“サユリさん”とも会った。

彼女は、着実に僕との結婚を考えている。

そんな事を僕自身も考えるようになったのは、ここ1年だろう。

彼女と会うと、いつもこんな事を言うようになったからだ。



『あのさー私ももう直ぐ29歳になるんだけど? やっぱり結婚したら

仕事辞めないといけないよね?』

『えぇ!?』

『ほら? 子供も男の子と女の子、2人ほしいし!』

『・・・まあ、ううん。』

『結婚式も挙げないと、私のウエディングドレス姿も見たいでしょ!』

『・・・ううん。』





・・・彼女は、僕との結婚生活を夢見ている。

でも今更、“君とは結婚を考えてない”なんて言えないよ。

更々、僕は君との結婚生活を考えてなんかいないんだ!

もし? 結婚するとしても“他の女性ひととするよ”






 *




・・・でも、彼女は僕のそんな考えを知っていたんだ。

急に、彼女から僕と別れてほしいと言ってきた。

しかも? 既に他の男性ひととも付き合っていたらしく。

そのまま、彼女はその男性ひととゴールインした。

何も知らなかったのは、【僕の方だった】

彼女は、いつから? 彼女と結婚した男性ひとと付き合って

いたのだろう?

当然! 僕と被っていたと思うが。

彼女は、どのタイミングでその彼と結婚するつもりだったのか?

いつ、僕との結婚を諦めていたのか?

何もかも、僕は気になっていた。

でも今更、そんな事を彼女に聞けない。

既に彼女は、他の男性ひとと結婚したからだ。

でも彼女が最後に僕と会ってくれることになった。

そして、僕は衝撃的な事を彼女に言われる。




『ごめんね、急に呼び出したりなんかして。』

『・・・い、いや? それより結婚おめでとう!』

『あぁ、ううん、ありがとう。』

『びっくりしたよ、急に僕と別れて他の男と結婚するんだから!』

『えぇ!? なんで? “ミサオは私と更々結婚する気なかったじゃない!』

『・・・えぇ!?』

『まさか、私が知らないとでも思ってたの?』

『・・・・・・』

『私も最初から、ミサオとの結婚は考えてなかったのよ! でも彼と出逢う

のがミサオと付き合った後だし、まあ、彼は二股でもいいって言いうし!

それなら、彼との結婚を考えた方が現実的じゃない!』

『由奈、』

『ミサオは、“彼氏にはいいけど旦那には向いてない”』

『えぇ!?』

『私と外で歩いてる時の、ミサオの顔見て思ったのよ! 私の外見が好き

なんだってね!』

『・・・そ、それは、』

『いいのよ! 私もそうなんだし、ミサオと外で歩いていると? 私が引き

立つんだって! 私に注目が集まるそう思ったわ! だって、ミサオって

“ブ男だしね!”』

『・・・・・・』

『まさか、モテてた気でもしてた?』

『・・・い、いや、』

『私がキレイだからよ! 皆、私を見てたのよ!』

『・・・・・・』

『もう一つ、言える事は? “体の相性はサイコーだったわ!” 

今までありがとう。』

『・・・ううん。』

『じゃあーもう二度と会わないと思うけど、“サヨウナラ”』

『ううん、』







・・・まさか、彼女は僕と同じ事を考えていたなんて。

彼女の方が一枚上手だったのかもしれないと今更僕は思う。

それでも、彼女には幸せになってほしいと陰ながら僕は思っているんだよ。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] >“体の相性はサイコーだったわ!” あ、これこの後彼女と不倫フラグだ。たぶん旦那と性生活の不一致で体だけの復縁しそう ただ彼女が家事全てダメなのに結婚生活大丈夫なのかな?とは思う 考えように…
[一言] うん まあ そういうことは ありますよね(^_-)-☆
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