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魔物狩人  作者: りり
1/1

美皇帝

ここは別の惑星、地球と同じように自然があり、空気があり、水があった、時が過ぎ2つの種族が進化した。1つは地球と同じ人間と言う種族、人は考え文明を発展させ、今、私達が住んでいる地球と同じように家族を作り、村を作り、街を作り、城を作り、国を作った。もう1つの種族は魔物と言う種族、謎が多くその生い立ちは不明であるがこの星では人が栄る前に魔物は存在したという。糧は人とその魔物の種と特性により様々であるが、人に比べ圧倒的な力を持つ魔物は人を食料として襲うのではなく本能のように人を殺す種族である。


この世界の大きく違うところは男性が男性を愛し、女性が女性を愛することが当たり前の世界。時において女性の方が強く女が働き男が子供を養う。

男性が男性と付き合い、女性が女性を愛したりするのが普通な世界であった。


子供は普通の男女で結婚した家庭に育った養子を迎える事で行う。

そうして血が繋がらなくても家族形成が取れる体系となっていった。


暗黒三年五月雨、休息を取る魔物達、その影より、一人の美しい長き黒髪をなびかせて澄んだ瞳、人はその美しさにこう呼んだ美皇帝。だが龍生は魔物を見る目は殺気に漲った。

魔物の総大将目指して疾風の如く突進する、髪は黒く長く、黒い衣と長い刀、その長刀は無月と呼ばれ、月のある夜の月を無くす程の威力があると恐れられた刀である。


大きな魔物の総大将を長く大きな刀をたった一振しただけで魔物の首は飛び蒼き魔物の血しぶきが上がった。

その男の名は美皇帝龍生。

敵総大将の蒙猿王は打った!

全軍弓を蒙猿達に目掛けて弓を放て、その後、総攻撃をかけろ!

この戦いは必ず勝つ!命を惜しむな!

名を残せ!その名はその名を忘れない!我に続け!全軍突撃!



魔物狩人美皇帝



妖君四年

その惑星で一番大きな国、鳳

文州の丘の下にある辺りに小さな家が1つある。そこに住む美しい少年

龍生から物語は始まる。

父は魔物を狩りをする魔物狩人。

農民の出であるが狩人に武芸を学び、狩人として生活できるまでとなった。

母は家で料理を作りながら街で作った物を売って働いていた。

そうした中で育った龍生も狩人を目指した。


父に武芸を習い、武器の扱いを、学んだ。龍生は一つ覚えて一つこなし、一つ覚えて一つが出来る事を繰り返してみるみる成長して行った。

最初、龍生はよくあまりの美しさから女性と間違る事が多かった。

そして、あまりの美しさで村中評判になった。


しかし龍生の興味は魔物の知識、集団戦による魔物の倒し方など学べることであり学べる事はまなんだ。

父は最初は優しく教えてくれた。

龍生は父に褒められるのが楽しくて夢中になったが時に厳しく、途中で嫌になったこともあった。

そんな時周りの歓声が上がった!少女達。龍生様頑張って!

龍生、父親に負けるな!


こうした歓声は龍生を強くし苦難を乗り越えた時の成長を感じ自分が最初よりもより優れて成長して行く事に力を感じてそれが繰り返される毎日を過ごしていた。

龍生にとって自分を磨き鍛えて湖の自分を見てこう思った。

美しく鍛えがった身体から汗が流れる。湖で体を洗っている龍生だか何故誰にも見られなかった。男と女の龍生親衛隊である。

そのもの達は龍生をみんなの宝であり宝石や金品よりも美しくある城の王様が冗談で王国の大半の金で龍生を買うと言ったら村の男女が国と戦い国を滅ぼすと言うものが出るほど人気があった。


龍生は成長し、より美しくなりまた強くなった。

妖君十四年に始めて龍生は魔物狩りを経験する。

龍生の初陣は観客が凄まじかった。

龍生の美しさを一目みようと押し寄せる老若男女の人々。

しかし誰も龍生に触れる事は出来なかった。


あまりにも美しすぎる。

その美しさは本当は女性では無いかと噂さされるほどであった。

人々は龍生を叶わぬ恋や愛でもいいと思った。だが龍生の関心は一つだけであった。自分を鍛えて磨きさらに美しくなり強くなる事。それにより魔物を駆逐する事だった。


今まで魔物との戦いは

最初普通の初戦の男女の役割は魔物との戦闘で必要となる装備、資材、傷の手当などの補給物資等を用意する事とそれを忘れていないかの確認を必ずする事であった。

魔物は遠くに遭わられることもあり、

夜は若き好き男や女同士、体をぶつけ合い互いに裸で体を洗い、時にはふざけあって抱きしめたり、わざと口付けして頬を褒め合う。

大人達がそれを楽しんで見て、士気をあげる余興となった。

しかし魔物と戦闘となれば多くの若い男女が死んでいった。


だが龍生の登場により全てが変わった!

同世代の女の子達は花束や手紙を投げて叫び黄色い歓声を上げた!龍生様ー!龍生様ー!龍生様ー男達も憧れた。


しかしあまりの美しさに人は近づけずにいた。そうしてこう思った、片思いでいいから遠目で美皇帝龍生様を見ていたいと龍生の登場で魔物狩人は一気に増えた。


皆龍生のためなら命を惜しまない。

こうした信者達は最強の部隊となる。

龍生は武芸だけではなく部隊の指揮を上げることに重点をおいた。

そのため龍生は舞を披露した。

龍生の夜の舞見たさに女性も多数美しい姿をし魔物の戦いに入隊した。

男達も龍生に憧れて思いを寄せるものもいた。


龍生の舞は夜の暗闇に移る湖や美しい月の下で行われる。

龍生が登場するだけで女達は叫びあまりに叫び失神したものもいた。

龍生が衣から肩を脱ぐとその白さと美しさに歓声があがり若き男女のテンションはマックスとなる。

ここで暗闇となる。

このあとの激しく舞う龍生は戦いが勝利した時の舞である。


通常部隊とはいくつかに役割が分けられるのか普通であるが龍生の部隊は全く違った。

魔物が龍生に近づかないように女や男達が死にものぐるいで龍生を守り龍生が魔物を一人、また一人と倒して行った。


魔物達は龍生を見かけたらその部隊からは逃げ帰り、勝利した。

だが魔物の破壊力は強く一撃を食らって即死した女性がいた。龍生がそのものの名を聞いた。ミーシャ、そのものの名を龍生自ら石に掘り書いた。

龍生、ミーシャよ。会えなくなって寂しくなるな。お前の名前は残り魔物を倒せたことを感謝し、残そう、そこに石、お起き小さな墓を作った。

若き男女は思った。たとえ死んでも私たちは龍生様のこころの中で生き続ける。

このことにより龍生の部隊は最強と化した。


しかし、もうすでにこの部隊は美皇帝龍生の美しさ見たさに若き男達が爆発的に入隊した最強の部隊となる。

だかそんな世界を変える魔物が村を突然襲撃した。

狼猛の襲来である。

今までの蒙猿は力で直接的な破壊力で攻撃する事が本能の魔物であったが

村人達は狼猛を見たとき、蒙猿と比べて大した事ないなと思っていた。

しかし、たった10分で村は壊滅した。

そのスピードと一撃必殺の攻撃力、鋼の針のような体と一撃で家を砕く破壊力はまるで別の魔物であった。

村人全員が龍生を守った!

龍生様逃げてください!私たちの分まで生きてください!

ありがとう龍生様!私の名はアカネ!

私の名は琴美!私の名はリサ!

俺の名は剛!すぐる!陽子!沙知絵!


龍生は名前を全て覚えて逃げた、アカネ、琴美、リサ、剛、すぐる、陽子、沙知絵!聞こえた名前はこれだけだった。他にもたくさん死んでいった仲間達の命を龍生は一心に背負いこう決めた、あの魔物を絶対倒すと決めた。


一小説終わり

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