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大海に沈む

作者: めがふろ

 歴史とは過ちの積み重ねである。


 現在の物事は全て正しい。


 そして、未来における過去もまた、過ちである。


 現在にとっての過去。すなわち、過去にとっての現在では魔女裁判もLGBTの違法化も当たり前のように行われてきた。しかし、それは間違っていた。人類は長い歴史の中で過ちを修正してきた。


 では、現代における人々の行動は本当に正しいのか。時が過ぎれば現在も過去になる。人々はまた、修正を繰り返すだろう。


 間違った物事を修正するのは難しい。1人の人間が過ちに気づいたとしても、大衆の中ではすぐに消滅してしまう。修正には流れが必要だからだ。


 現在の過ちに気づかない愚か者ばかりのこの世の中に生きることは大海に沈む息苦しささえも感じさせる。

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