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仮面の英雄  作者: サヤカ ユウノ
一章〜知らない記憶〜
8/12

三年後

かなり更新が遅くなりました。


3歳になった。この世界にもかなり慣れ、孤児院内の授業にも出ることができるようになった。だが、謎も深まった。異世界の文字が読めたのだ。たまに読めない文字もあるが、スラスラとだ。それと、わかったこともある。俺のステータス表記がおかしかしいのだ。

この世界はだいたい12歳で大人になる。それまでは、ステータスの職業欄は子供。そして俺の職業は『⁇』。

まあ、これはある程度予想は付いている。体が子供でも中身が大人だからだと思われる。体が大人になったら職業もちゃんと表示されると思う、…いや、されないと困る。

それと、今がどのくらいの時代なのかもわかった。生活水準的に中世ヨーロッパぐらいだった。まあ、この世界には魔法なんてものもあるからすべてそうとはかぎらないが。

そういえば、ミズキが歩けるようになった。ミズキが自由に動けるようになるまでは、音無しの立体映像みたいな日本の昔話を延々と見せ続けていた。ミズキが自由に動けるようになってからは、俺はミズキの|側から離れた(ベッドが近くだっただけだが)。


------------------------------------------------------------


俺は今、本を読んでいる。しかも魔法に関する本だ。

この世界の本は、かなり高価なものだ。そんなものをなぜ持っているかというと、昔この孤児院にいた子供が貴族に引き取られたらしい。その子供が魔法学校を卒業していて、勉強に使った本を寄付してくれたそうだ。

売ればかなりの値段になるのによく寄付なんてできるな、とは思ったが、この孤児院にそれだけの恩を感じていたのだろうと思いなおしていた。


「サッちゃんは魔法使いになりたいの?」


それと、ほかの子供とはほとんど関わらないが、そのかわり先生と仲良くなった。ステータスを覗いて名前と優しい見た目からは想像もできないこともわかった。

無茶苦茶強かったのだ。


ステータス

名:リーナ Level.67

年齢:21

種族:人族

職業:魔剣士

称号:『蒼炎の魔剣士』

スキル:『剣術 Level.7』『火魔法 Level.6』『体術 Level.6』『付与魔法 level.6』『危機察知 Level.6』『魔力操作 Level.5』『気配察知 level.5』『罠感知 level.5』『罠解除 level.5』


ちなみに、この世界でのスキルレベルの一般常識的にはこうなっている。


Level.1・・・素人、子供

Level.2,3・・・一般的

Level.4,5・・・業者

Level.6,7・・・プロ

Level.8,9・・・達人

Level.10・・・神技 (はっきり言って到達できない)


一般的や業者などの分かられている間には、そのスキルだけでは必ず勝てないといわれる壁が存在する。

そして、先生はプロ。この表に書いてある通りかなり強い。

称号は、一定の知名度がある通り名などが称号になったりする。


「うん、ぼくおおきくなったらまほうつかいになりたいんだ」


まだ3歳なんだ読みずらいのは許してくれ。あれ、誰に謝ってるんだ?。


「そうなんだ、サッちゃんは偉いね〜」


そう言いながら、先生は俺の頭を撫でてくる。

ここでこの世界の魔法はどう定義づけられてるのか知りたくなった、とは言えないな。


「でも、僕じゃなくて私でしょ」

「あ、わすれてた」


先生も言った通り俺は今、自分を私と呼ばないといけない。

俺は、……女装をさせられているからだ。

三年の間にサクトはスキル『速読 Level.10』しか、習得できませんでした。


ステータス

名:サクト Level.1

年齢:3歳

種族:?族

職業:??

称号:『転生者』『作りし者』

スキル:『魔力感知 Level.10』『鑑定 Level.10』『 精霊視 Level.10』『遠見 Level.10』『夜目 Level.10』『魔力視 Level.10』『集中 Level.10』『魔力操作 Level.10』『想像力補強 Level.10』『速読 Level.10』

ユニークスキル:『作成 Level.1』『??の魔眼 Level.1』『魔力糸 Level.1』『身体能力上昇(超) Level.1』『???』


できれば自分の友人の有林 透のも見てやってください。

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