第5.5話
気が付いたら3カ月経ってました…遅くなってごめんなさい!
これから更にリアルが忙しくなるのでその前にめちゃくちゃ短いですが閑話をば。
もうさっさと獣人の子送り届けて街に向かわせないと…
閑話はこれから何度か挟む予定なので〇.5表記することにしました
シュン達が薬草採取に出かけた後のその他のメンバーはというと…
Side:ビャクヤ
「ビャクヤ、大きいテーブルと人数分のイスを作ってくれないかな?木材はこれで足りるよね?」
ハヤトが近くに生えていた木を5本ほど伐採し持ってくる。
「…わかった、そっち置いといてくれ」
鍛冶師のスキルを持っているビャクヤにはこういった生活用品などを生産することをメンバー全員からお願いされている。
ハヤトは武器、シュンは防具の生産を任せているため、言えないがかなり面倒に思っている。
「ねえツキミ~、お風呂とお手洗い作って?おねがーい」
まあ、困ったことに何も持ってこずに作れと言う問題児もいるわけで…。
つうかミヤビの奴…名前の方で呼びやがった。
「おい、その名で呼ぶんじゃねえ。したいなら草むらでしてこい」
「フザケンナ、〇ネ」
「…中指立てんな、仮にも女なのに下品だぞ…」
「まあまあ二人とも…。ビャクヤ、僕の持ってきた木材を使えばいいよ、足りなければまた採ってくるし」
「仕方ねえな…」
テーブルの生産が終わり、イスの生産をしていた俺の目の前に血みどろの塊がずいっと突き出された。
「?!」
な、何だこれは??!
「ビャクヤ、これで毛布を作るのですよ」
その塊を手にしていたのは返り血を浴びたサクヤだった。
「ちょ…どうしたんだこれ」
「シープラビットがいたから頭潰して皮を剥いできたですよ」
「ファッ!??」
シープラビットはその名の通り、羊大の大きさの羊毛をまとったウサギのことで、その頭部はかなりの硬度を持つはずなのだが…。
「えっと…どこにいたんだ?」
「あそこですよ」
指している先を見ると、森が開けている部分に肉塊があって、その周りには血だまりが広がっていた。
「………」
突っ込まんぞ…。
◇◆◇
「…えっと、ヴィルフリートさん。彼らの会話ってこれがデフォルトなんですか?」
「そうではないと思いますがね…」
4人を見ながら苦笑する2人の姿があった。
読んでくださりありがとうございます。
更新は忘れたころにされてます、多分。
頑張って続き書いていきますね。
それではまた次回。




