023話 弾丸
「何か寒くない?」
「いえ、寒くないですよ。」
「え!、お前ら暖かいのか?」
「普通です。」
話していたら後ろから物音が聞こえた。
ガサ
「ここは…」
イリアが、目を覚ました。
「イリア大丈夫だったのか?」
「何とか、生きてました。」
「それなら、よかった。」
「旦那何でそんなに、冷気が出てきてるんですか?」
イリアが、俺様の方を見て言った。
「えー、何で俺様から冷気が出てきてるんだよ。」
「もしかして…」
「そうだよ。アイスは亡くなったよ。そして、最後に旦那に冷気の能力を渡したんだよ。」
その冷気が、上手くコントロールできなくて今は冷気が出たまんま。
「ブレス、イリア。どうやればコントロールできるんだよ?」
「それは、私達にはわかりません。」
「ごめんね旦那。」
我々は能力によってコントロール方法が違うのです。
「ずっと冷気が出てると言うことは、俺様は凍死するのではないのか?」
「それは、ありません。自分の能力で自分が死ぬ話は聞いたことがありません。」
「旦那、アイスから受け継いたんだから寒さは無いはずだよ。」
「あれ?そう言われればそうだな。全然寒くないな。」
だけど、問題はまだ解決していない。
「なあ、ブレス。この冷気はどうしたら止まるんだ。」
「それも、わかりません。」
「わからない事多いな。」
「すいません。」
俺達は話していた。
そな離してからー数分後に音が聞こえた。
「何か聞こえませんか旦那。」
「いや、何も聞こえないな。ブレス、お前も聞こえるのか?」
「はい、聞こえます。だけど、音は聞こえても弾丸が見えません。」
ドン
俺様は何かに、おもいっきりぶつかったみたいに吹き飛んだ。
「旦那。」
「旦那ー。」
ブレスとイリアが、見た方には人がいた。
「よくも、旦那を殺したな。」
ブレスは、怒り体の体温を急激に上げた。イリアは、動揺してた。




