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プロローグ

暇潰しで書いてたら出来てた。せっかくだから投稿してみる。

 事故で死んだ。享年22歳だった。


 これだけなら世の中では割りとよくあることだが……俺は自分が死んだことを自覚している。というか、自分の死体をバッチリ見た。巷で聞いた幽体離脱みたいな視点で。まぁ、離脱というか離別だけど。完璧死んだし。何か漫画で見るようなイメージそのままの死神が迎えに来たし。見た目とは裏腹に、超明るい声で「一名様ごあんなーい」とか言ってるし。

 で、サンズ・オブ・リヴァーを渡り、閻魔大王様に会いました。ちなみに俺の事故死はよくネット小説であるような神様のミスではなく、キッチリ寿命だったらしい。なんか俺の前世が色々とやらかしていたらしく、短い寿命は罰とのこと。なんというはた迷惑……どんだけやらかしちまったんだよ……来世にまで迷惑かけやがって……

 唯一の救いは、俺の短命で帳消しとなり、次の転生では平均くらいの寿命となるらしい。良かったな来世の俺。是非とも平凡に暮らしてくれ。生前の俺は苦労だらけだったからな……


 とまぁ、問題無く転生の順番をテキトーに待つことになったのだが、『下っ端』と書かれた腕章を付けた小鬼が現れた。そうして順番待ちの奴らに紙と鉛筆を配っていた。どうやら転生後の希望を書くためとのこと。書いたとしても、あくまで参考にするだけであり、それが叶うかどうかは余り期待しないしで欲しいとのこと。イチイチ全員の希望なんて叶えられんわな。

 どうせ転生したところで、今の記憶なんてあるわけないし、だからと言って突拍子のないことを書いて、万が一叶えられようものならまた来世の俺に迷惑がかかる。どうしたもんか……あー……前世男で、現世も男……来世まで男っていうのは捻りがねぇな……よし、次の人生は女として生きることを希望しよう。あとは……生理って辛いらしいから軽くしてほしいかな。

 なんだかんだ言って、今の俺には関係ないし、叶うも八卦、叶わぬも八卦だ。来世の俺に幸多からんことを祈るとしよう。辛いことばかりじゃアレだしな。よしよし、これで提出してと……あとは順番になるのをまつだけと…………


 ん?俺の番?ほいよ。ではでは……新しい生を謳歌できることを祈りながら逝きましょうかね。



――――――――――――――――――――――――


 ふぅー……さて次の転生体は……あぁ、罰でやたら寿命短い奴か。あ奴も不幸よな。前世の罪のせいで録な目にあっとらん。某ウニ頭の主人公以上に不幸じゃったからな……とはいえ、それを理由に贔屓するわけにはいかん。ワシは閻魔じゃし、仕事に私情を挟むわけにはいかぬわ。まぁ、バランスを取るために多少色は付けるがの……

 どれどれ…………あぁん?女にしてほしい?生理軽めで?………………ワシ、閻魔やって長いが、願いの内容が性別の指定というのは初めてじゃわい……この程度なら叶えても問題ないわい。ついでに太り難い体質にしといてやろうかの。このくらいで丁度良く塩梅じゃろう。他にも色付けてやろうかの。ほれほれ……認可……っと。

 ふむ、若干やり過ぎた感があるが……まぁいいか。さて、次の転生体はっと……




――――――――――――――――――――――――


 ・・・。どういう訳か、前世の記憶持ちながら女になっていた件について……そんな要望してないんだけどな……どうしてこうなった?


 まっ、いっか。楽しく生きましょうかね。



これ以上連載増やしてどうするんだろうね?妄想が溢れてくるから仕方がないねと言い訳してみる。


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若干書き加え

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