法則と理の非常識(思いつき)
初めて書きました。
しかも思いつきで中途半端で終わっています。
用は、テストで書きました。
世界には、3つの法則がある。
法則に従い人は自らの命を削り、生きていく。
法則から外れた者は、その限りではない。
すなわち、法則から外れることで常識的な世界から非常識な世界を認知することができる。
これは、自ら選んだ非常識な物語である。
『足音』そう、足音が聞こえる。
誰の足音かはわからない。
ただ、その意識のはっきりしない頭はそれだけを考える。
しばらくするとその足音は
「消えた」
そう、僕はつぶやいた。
正確には『足音』は止まったというべきだろうか。
しばらくして、自分の置かれている状況に気づいた。
小さなコンクリートで囲まれた部屋に寝そべっていた。
頭に痛みはないし、なぜさっきまで意識がはっきりしていなかったのかさえわからない。
体は動く、周りを見渡すが、ドアさえない。
どうやってこの『空間』に入り込んだのか。
さっきの『足音』はどこから聞こえたのか。
わからないことばかりだ。
「本当になにもないんだな」
見て一瞬でわかるような物の無さに、あらためて言葉にしてみた。
自分の声がよく聞こえる。
しかし、よく見ると一箇所だけ不思議な壁を見つけた。
「この点、光っているのか?」
そう、壁に小さな光がポツポツと存在しているのだ。
その壁の光に指を当てる。
すると・・・
「何も無いよな」
何も無かった。
本当に何も無かった。
頭の中では「押せば道が開かれる!」なんて
都合のいい事を考えていた。
そして、考えるのをやめた。
その場で座り込みただ、時間が過ぎていくのを待つ。
どれ位経ったのだろうか。
1分、いや5分くらいだろうか。
また聞こえる『足音』
明らかに壁の向こう側から聞こえてくる。
「誰かいますか?」
助けを呼ぶ為に叫ぶわけでもなく、ただ確認するだけ。
そう、自分という生物は命という概念にしがみつかない。
死ぬときは死ぬ。死ぬのは怖くない。
怖いのは『痛い』ということだけだ。
だから、この状況でも別に死ぬなら死ぬでかまわないと思っていた。
「あの、すみません。ここはどこですか?」
再び声をかける。
自分をココに運んだ人間か、関係の無い人間か。
そんなことはどうでもよかった。
「誰かいるんですか?」
自分の声ではない、女の人の声がする。
「なんだ、生きているヤツがいるのか」
今度は渋い声のおじさん、いやおじ様の声がする。
「ドアがなくて、出れないんですけど」
シーンとなった。
「お前さん、どうやって入ったんだ?」
おじ様はもっともなことを言う。
「気づいたら、ココに捕まっていて。」
『捕まる』そう、自分は捕まっていると思った。
誰だってそう思うはずだ。
こんな場所に気づいたら監禁されているのだから。
自分がここにいる意味をしらないのだから。
おしまい
小説を読まないので書き方や構成の考え方がよくわからない!
色々、言葉の意味や文の構成とか初心者ですけどこんな感じの
常識ではない世界を書いていくつもりです。