クソ野郎には墓場まで続く線路の上を歩いて横断してもらう
とりあえず読め
「このザマを作り上げたのはアンタだな?」
目の前に転がる拳銃、そして死体。どうもコイツが事の発端を握ってるらしい。だが、ソイツが握ってるのはそれだけじゃない。今ソイツが握ってるのは、事件の鍵、ナイフ、そして地獄への片道切符だ。腰に馴染んだ相棒のグリップをそっと撫でる。冷たい金属の感触が、今夜の冷えた空気よりも鋭く感じる。2秒。それは取るに足らない短い時間だが、ソイツの命日を作り上げるには十分な時間だった。瞬間、1発の銃声が鼓膜を揺らした。
ただの自己満作品です