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3話『スーパーヴィラン』

エネルギー波を向け構える七瀬


七瀬は男が倒れた状態のまま打った

がぁああああああああ!!!!!!!!!!!


エネルギー波によって煙が巻き上がる

近くにいた偽者は煙で咳き込んでいた

 偽者『ゴホッ・・! レディさん・・

 あれっ・・2人ともいない⁉︎』

次の瞬間ずがっっっ‼︎ という音と共に上を見上げる


上では2人が激しく戦っていた

ぶんっ‼︎ ︎という音共に男が殴りかかるが

七瀬はかわしてバク転を繰り返して屋上のフェンスの上に乗る


どぉおお‼︎ ダンッ!!!!!!!


お互いに相手に詰め寄り拳を激突させる

その衝撃は地上の偽者にも伝わる

偽者はそのあまりの迫力に固まっていた


そんな偽者をおいて2人は戦い続けた

両者共に殴りあいお互いに頬を腫らす

男が若干劣勢になり身をかわす

そこからも激しい攻防が続き七瀬が男を蹴り飛ばした


男は3、40メートルは蹴り飛ばされ別のビルの屋上で受け身を取る

次の瞬間ばんっ!!!っと蹴り上がってまた七瀬に詰め寄るが

七瀬は息を切らしていた

幾らパワードスーツが優れていても七瀬の体力がまだ不十分なのだ


それでも七瀬は応戦する ドガガガガガッ!! ズゴゴゴゴゴ!!!!


男『それにしても‼︎ 最強のファントムレディがあんなカスと手を組むとはな‼︎』

七瀬『あの子はカスじゃない 超能力なんかなくとも人の為に動けるのが人間

 それが出来ないあなたはただの獣よ』

男『獣で結構!!!!』

七瀬『ごはぁあああ!!!』男のボディブローが決まる


男『人間なんて結局力だ‼︎ 力を持つ者が裕福になり 力のない者は搾取される』

『超能力者が現れる前から世の中そんな物だっただろう‼︎』


男『俺からしたら人間事態獣だよ 貴様達はそれに気付いていないだけだ』

七瀬『なんか訳あり風だけど アンタが人を殺すのは罪よ

   力があるからって許される事じゃない』

 男『そんな事どうでもいい‼︎ 俺にはどれだけの罪を背負ってでもやらなきゃいけない事があるんだ‼︎』

『レディ・・覚えておけ‼︎』


『俺の名はライトニング  いずれ必ず  この街の人間全員を皆殺しにする男だ‼︎』


七瀬『街の人全員殺す⁉︎・・それがアンタの目的だって言うの⁉︎』


ライトニング『手始めに  この街の「市長」でも殺してやろうかな?』

ライトニングは逃げる素振りをみせる

七瀬『させるかぁああああああ‼︎』

七瀬は全力でライトニングに向かって突撃するが

次に瞬間男が強烈に光りだす

ぴかぁああああああああああああ!!!!!!!!!!!


七瀬『閃光弾⁉︎ くそっ!!!』

七瀬はなんとか目を見開き男の位置を確認しようとするも

もうライトニングは姿を消していた


七瀬『逃げられた・・!』

サイレンの音がビルの下から聞こえる

ライトニングは先に気付いていたのかもしれない


七瀬『あいつの次の目的が市長・・だったよね?』

レディ( 私に認めてほしいんじゃなかったの?)

ファントムレディの言葉を思い出す

七瀬『分かってるよレディさん 諦めてたまるか‼︎』

七瀬の闘志は大きく燃え上がっていた・・



その時市長は秘書と言い争っていた

秘書『辞めてください市長‼︎ 危険です‼︎』

市長『いいや やるしかないんだ!!!』


市長『街はまだ彼女が本物か半信半疑なのだ‼︎ 街を守る為にはやるしかないんだ‼︎』

秘書『警察にも止められてるんですよ⁉︎ チンピラにも襲われているじゃないですか‼︎』

市長『警察等知った事か‼︎ 彼女に頼りっきりだったくせに偉そうに命令だけしおって‼︎』


市長『とにかく彼女だ‼︎ 彼女の勢いを助長してまた街の抑止力になって貰う‼︎』


市長『セレモニーだ‼︎ 彼女への感謝状授与式を開く‼︎』


市長は興奮していた 七瀬を本物と信じさせる為に公の場に立ちそこに命を賭ける覚悟をしていたのだ

そんな市長の元に七瀬は向かっているのだった・・

ー 4話につづく ー

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