季節の詩
訪れ報じる春と冬
待ち遠しいわ春と夏
来た来た騒ぐ夏の始まり
夏は終わりも惜しまれて
恐れるように将軍到来冬が来る
春夏冬で秋が無いと縁起が良い
商売繁盛飽きない空き無い商い
秋は夜長に味覚食欲読書睡眠
秋を付けとけば許される欲望
運動するも春と秋の交通安全
取り締まる報道自転車ばかり
赤切る警官も普段ルール無用
紅葉に点数稼ぎ高揚する公用
夏痩せ冬太りを繰り返す二季
春太りは皿に乗せる祭のせい
秋太りは実りと味覚と食欲と
食べる言い訳十分反省は無い
夏痩せした奴見た事ないけど
汗をかくだけで変わらぬ体型
出た分食ってりゃ減る訳ない
夏の暑さ夢見る魅惑は幻影だ
体の不調を季節の物とか
季節風ってどの季節だよ
季節限定とか言葉の誘惑
冷やし中華はじめました
春もあるけど夏のイメージ甲子園
夏もあるけど冬のイメージ高校サッカー
高校生は思うスポーツの秋は何処行った?
学生故にテスト期間は大会無く空し
励むは勉強の秋にも楽しむは学園祭
甲子園は言いたい
いや私年中ココに在るけどね……
日本には四季があるという話
同じ緯度なら四季もあるだろ
四季があるから季語が生まれる
年中出てる花粉季語から外れる
季節で分けるな差別だ蔑視だと
季節コンプライアンスで消滅さ
春夏秋冬だが一月は冬
学業も企業も始業は春
年度末も卒業式も三月
寝とけよ正月冬眠期間
季節は巡るが人生は巡る事無く一度きり
寒さ震えに冬を耐え巡る季節に春は来る
夏の暑さに耐えて待ち秋の実りを頂こう
身体に強いる夏と冬
身体を休める春と秋
内蔵に強いる春と秋
筋肉に強いる夏と冬
休まる事無い人の業
人の旬はいつなのか……
■あとがき
詩のお題は季節♪という事で、四季それぞれに色があり、一つの色をあてるのは違うなと思い、今回は背景カラーは無しにしました。
まだまだ出そうな季節の詩♪
今回はここまでに、またいずれ♪