表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界国家間統一無双  作者: 風人
14/37

第13話盗賊

 城を抜け出した俺は、宿に戻りピクシーを回収。その後、女将に挨拶をして街を出た。向かう先は魔法学校である。


 現在この世界には国が96ケ国しかないらしい。だが、神々によると100ヶ国あるらしい。そしてこの世界には、国同士の間に土地があったりする。


 そこは、無管理地帯と呼ばれ、何処の国でも無いらしい。魔法学校も無管理地帯にあるらしい。俺はこの無管理地帯が一つの国ではないかお思っている。


 さてピクシーに案内させている内に、すっかり陽が暮れた。今は山の獣道を進んでいる。


「今夜は野宿か…」


「そうですねまだ距離がありますし、体力は温存しておいた方が良いでしょう」


「そうだな…‼︎」


 その時、茂みが不自然に音を立てた。


 今まで何度か、魔物に襲われた為に、感覚が鋭くなっていた。


「今度はアリかな?」


「また、狼かもしれませんよ?」


 そんな会話をしていると…。


「ヘッヘッへ。身に付けてる物全部いただくぜ」


 盗賊だった。俺はバリアを展開してそのまま進んだ。


「っ無視してんじゃねーぞ」


 鬱陶しい奴だ。無視を続行。ついでに反射バリア展開。


「っテメー‼︎お前等殺れ‼︎」


 合図と共に子分が湧き出して俺に攻撃した。結果はもちろん…。


「うっ」


「ぐはっ」


「おへっ」


 まあ…、城と一緒だ。


 勝手に吹っ飛んで、終わり。呆気なかった。


「おっ、こいつ等指名手配されてるぞ」


 俺が神から貰った一般常識だが、一般常識とは個人によって範囲が変わる。この世界の一般常識を全て貰ったので騎士や兵が覚えている、指名手配犯もわかるのだ。


「お金いるんですか?」


「創れるけど、あんまりやると通貨の価値が低くなるから、やりたく無いんだよ」


 というわけで全員捕らえる事にした。倒した奴等にアジトの場所を聞きそちらに移動する。内部を歩き回って全員を吹っ飛ばしてから、全員集めて拘束する。


「…なあ。歩き回ってる時に地下室の扉見つけたんだが…。行くか?」


「何で私に聞くんですか?自分で決めればいいでしょう?」


「…じゃあ、行くか」


 そして俺達は地下室へ向かった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ