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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
37427周目!
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裏切り、そして。

まあ、殺すよね。

「ねえ、もういいんじゃあない?」


そうだろう、二人とも。


「まだだ、まだ……!」


「いいえ、もう良いかと。」


「もうよろしいかと。」


「リヴィナ姉様、ナタエラ様!?何を!」


「もういいのよ、フィー。……そう。」


「もうイイんですよ……。」


「そうでしょう?私の絶望。」


「そうですよね、私のマスター。」


「……くひひひっ、そうだとも!」


凄絶に嗤おう!


「今こそ全てを刈り取る時ィ!」


「全ての魂は安寧から遠ざかり!」


「「そして全ては、輪廻へと還らん!!」」


おおー。


「まさか、君達は……!」


「私はリヴィナ・ティスカ。死耀神の巫女、ヨワリセルピの凶兆が貴様等を刈り取らせてもらうわ!」


「私はナタエラ・クルヌア。守墓神の巫女、エリュシューの使者が、お前達を葬送しよう。」


「そして我等が送りし魂を!」


「シャムシャラの元へ送り届けよう。」


「「さあ、茶番は終わりにしよう!そして絶望と苦痛に満ちた喜劇を!」」


「上出来だ、お前達!さあさあ始めよう!」


凄絶に哂え!


「ヒャハハハハハハハハ!!!」


「アッハハハハハハハハ!!!」


「クヒ、ヒヒャハハハハ!!!」


「リ、リヴィナ姉様……どうして……!」


どうしてもこうしてもねえ。


「私達がこうしているのはアンナのおかげ。」


「我等が信ずる神は輪廻神の傘下。」


「絶望の底で生きるより、楽しみながら死にたいわ。」


「輪廻に逝く前に、一瞬を楽しませて。」


「だから。」


「皆様サヨウナラ。」


大鎌、石剣。


「楽しかったわ、フィー。次の世界で会いましょう。」


第一王女が、半分に狩られる。


「ゴボッ……そん、な……。」


そして、叩き潰される。


「ぷ、プリメフィーラ!!」


「そんな……!」


「ヒャハハハハッ!余所見してていいのかなァー?」


私もいくよ!先ずは……さっきから空気な取り巻き君達!


ガキの後ろから背骨に沿ってー。首ぐるっとしてー。引っこ抜く!


からのー、脳筋を肩から背骨だけ残して股まで斬る!切り落とさないよ、少し残すのがミソ!


眼鏡はー。身体の前と後ろだけ削ぎ落とそう!


チャラ男はー、頭と股の間を抜こうね!頭と脚をぬちゃっとくっつけて!


「ヒッ……!」


「やってくれる……!」


魔王が突っ込んできた。


「伸びますよぉー!」


おー、背中から大鎌の刃が出てきたよ。


「やるぅ、それじゃー死ね!」


首に刺して、そのまま下に切り裂く!


うん、弱い。魔王っつってもこんなものか。


「羽ヨリ軽イ心臓!」


「生憎、私は既に死んでいるの。」


お、すげえ。ナタエラったらあれを無効化できるんだね。


「だから、いつまでもおやすみなさい。」


石剣は墓標に。秤は砕かれる。


「何トイウ、事ダ……。」


「じ、浄化する光っ!」


「させるわけないでしょう?」


大鎌が伸びて、その口を突き刺して。


「ほうら、あげますわ。」


「葬送。」


墓石の下に。


「双子は揃って殺してあげるよ!」


高速接近、飛びかかってきていた双子を双剣で股から真っ直ぐ、口まで貫いて!


「ほうら、アンナちゃんふりかぶって投げましたー!」


「り、リヴィナちゃんが刈り取ったー!」


「……ナタエラちゃんが潰したー。」


ナイスプレー!


「オホホホホ、私ガ突撃シター!」


おい、バーサーカー。


「ッハハっ!死セル安寧ヲ。」


「っえ!?」


あ、正気になった。


「そしてサヨナラだよ!」


私が首を狩る!


「おや、見つけた。」


「ひっ!」


あ、情報通。忘れてた。


「じゃあね、今度は別の形で会えたらいいね。」


潰された。


「さあ、後はお前だけ。今の気分はどうかなぁ???」


「……そんな。」


ああ、呆然としてるよ。


「まあいいや。次はもっといい方法をみつけてね。」


私を殺せるような、さ。


「じゃ、バイバイ。」


頭から、一刀両断。


「……ふ。終わりかな。あとは残る有象無象を。」


「わかりましたわ。では行きましょう。」


「皆、墓の下に。」


それにしても、本当にあっけない!もうちょい楽しませて欲しいね。


ま、いっか。


有象無象を殺して回るかー!











あ、第三王子の名前出すの忘れてた。先に妹のほうが名前でちゃったよ。


ま、いっか!

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