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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
37427周目!
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世界の今際で吼えるケモノ。

がおー!

がおー!アンナちゃんだー!


「おはよう諸君!一週間待ったぞぅ!覚悟は出来たかなぁ!」


目の前には、かき集められた大軍。種族関係なく、私に対抗する為に。


魔術、遠視。んー。


あいつらの姿は見えないなぁ。リヴィナと、ナタエラも。


多分、城で待ってるんだろう。


まあいいや。


今から、センティリアを落とす!


「トイレには行ったかなっ!信じる神様にお祈りは!世界の終わりにガタガタ震えて絶望する準備はオッケー!?」


一つ、不安要素はあるけれど。


「では、いこうじゃないか!王都を、落とすッ!」


これが、私の全霊。


「シャムシャラの亡霊が、貴様等を殺しに来たぞぅ!」


いざ、戦いに。


「ヒャハハッ!真正面から攻めるのもいいけれどさ!まずは一発、いってみよー!」


魔術発動。コンセントレイト・マグナ。


魔力を超濃縮、溜めて、溜めて。めちゃくちゃ溜めて。


禁術発動。


「燃えて、噴き上げ、全てを飲み込めェ!ブラスティラヴァ・マグナ!」


大!


噴!


火ァーーーー!!!!


大軍なんざ!私には何の脅威にもならないのさ!


大軍の真ん中に、禁術を打ち込めば。


一気に崩れる統率!一瞬で消え去る数多の兵!


「どんどんいこうじゃあないか!」


禁術発動。


「だ……なんだっけ?だなんとかウェヒヒー!」


TUNAMIが全てを洗い流していくぜ!


かーらーのー!


確殺コンボ!


禁術発動。


「天より来たれ!神の怒り!神鳴ー!どっかーん!」


感電死ー!!!!


「やっぱ、有象無象はよっえぇわ!!!ハーハハハ!!!」


「では、私共がお相手致しましょう。」


ん?侍女が……六人?


「我々はサーヴァントより参りました、侍女をしている者にございます。どうぞ、宜しくお願い致します。」


サーヴァント……守護神の所か。


思い思いの武器をスカートから出して。


「では、参ります。」


三人突っ込んできて、三人魔術反応!


「おおう、戦う侍女さん!」


しかも、速い!


「一撃も重い、すげー、面白いじゃーん!」


魔術を掻い潜って、剣を避けて。


「踊ろうかァ!」


速さなら、負けねえぜーっ!


「当たらなければなんとやらーっ!」


掻い潜り続け、左腕を狙って来た、その一瞬の隙。


「残念、私の左腕は……幻だ。」


空振る剣、そこを私は見逃さず。


「まずは一人。」


首を斬り落とす!


「っ……。」


連携が一瞬乱れた隙に、後衛に接近して。


「っは、二人目、三人目ぇ!」


斬り刻む!


「んじゃバイバイ!楽しかったぜーっ!」


四、五!六人目を、飛び越えて!


「な……!」


「ヒャハハハッ!」


反転、背中に二閃!


切り落とすは、右腕!左腕!右脚!左脚!


胴体を蹴って!沿わせた刃で首をぐるりと!


髪を掴んでーーーーっ!!!!


「上手に抜けましたァーーーー!!!」


背骨付き頭の出来上がりィ!


いつもより多く切り落としてまっす!


遠くで見てた兵士も、これには顔から血の気が引くっ!


「アハハハハハハハッ!!!」


首だけぐるりと、兵士達の方を向いて。


魔術発動、ロア・スクリーム。


ニタリと笑って。


「次ハ貴様等ダ……ックフ、フヒハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」


そして突撃ィ!


恐怖に竦んだ兵士……いや、もはや案山子ですなぁ!


魔術発動、形成!


魔術で形成される、炎で出来た幾多の刃!


魔術発動、付与!


炎の刃に風を纏わせるぅ!


魔術発動、もっかい付与!


当たったら大爆発するようにね!


さあ!


「業火の刃に焼き刻まれろぅ!」


それを全部、ランダムな挙動で飛ばすよ!


ついでに兵士の全てを巻き込める様に拡散させようか!


で、私はそれを飛び越えて。


背後で連鎖的に爆発するよ!アッハ、やっぱり魔術って便利ィ!


「楽だねぇーっ!アッハハハハハ!」


つーわけで、王都の門に到着!閉まってるよ!


「開いてなければ、ぶち破ればいいじゃない!」


巨大な、結界付きの門!それをー。


「固定してる所、全部目掛けてー!風の刃!砂塵!」


砂でギャギャーッと切断しよー!


「かーらーのー!門の全面に、爆発!」


固定が取れた板が、片方全面に力が加わって、ついでに風を纏って抵抗が薄くなったらどうなるでしょーか!


「正解はっ!おぉーーーっと!!!門君とんでもない勢いでぶっ飛んだァーーー!!!」


向こうに待機してた兵士を磨り潰しながらね!!!


「って、すげえ飛んでった。」


道の両端にある家にぶつかって、向きが変わって、勢いで角が取れて。


「とんでもない勢いで転がってった……。いろんなものぶっ飛ばしながら……。」


門、強え…………。


「よ、よーし。王都に侵入!なんか道出来たし城に直行といこう!」


門が転がってった跡が何も残らない道になってる……。


そのまま、城まで続いてる。


そこをふわふわと進んで。


ついでに、爆発する球を撒き散らして。


通った周辺が火の海になるよ!


「……やってくれるのう。」


「おや、お出ましかい。」


エルド・サーヴァント・アルラエルフィ。


「一度通り過ぎおってからに……。」


「あ、マジ?全然気付かなかったわ。」


大体門のせい。


「まあ、よい。お主を待っておる者には悪いが……ここで消えてもらおう。」


「アッハ、そうこなくっちゃ……と言いたいけど!」


面倒くさい!


「守護神なら守護神同士で戦ってろってねェ!」


呼び覚ます、喰らいし魂を!


「アウェイク・ソウル。レプリケーション!ヴィラン・トレイル・ドライアーディ!」


出番だ、ラディーちゃん!


「アッハーーーー!!!呼バレテ飛ビ出テ私ダヨ!」


「……トレイルッ…………!」


「アララララー???エルチャンジャナイノ。ンッフフフ。」


「まさかお主が喰われておるとは……!」


「アッハハ!サアサアエルチャン、マタ私ト遊ビマショオ???」


「お主には……借りを返さねばならぬ……!」


あら、なんか盛り上がってら。


「んじゃ、ヨロ。」


「オッケー!」


「…………くっ、すまぬ!」


あ、ちょっと迷ってラディーちゃんの方に行った。


私を見逃すほどの借りって、ラディーちゃん過去に何をしたんだろ……。


まあいいや。


私は城に行こー。

























門が吹っ飛んだ時の誰かの会話的な何か。


ぐるぐるちゃん「門、強くね?」


まっしろ「なるほど……門にもあの様な使い方が……ふむ。」


アカイノ「使い方間違ってるからネ……。」


ぴかりん「……岩で良いのでは。」


おぶしでぃ「今度黒耀石でやってみよう。」


はかもり「私も墓石で……。」


ダイセイギ「ギルティ!」


オーホホ「まあまあ、良いじゃないの。」


ヤミー「ところで、この左に付いているのはなんだ。」


かざん「知らん。」


ダイセイギ「精霊神の気まぐれでしょう。」


ぐるぐるちゃん「とりあえずスルーして、あっち見ねぇ?」


ダイセイギ「反対!」


おぶしでぃ「賛成。」


はかもり「賛成……。」


オーホホ「いいでしょう。」


ぴかりん「賛成ー。」


かざん「いいだろう。」


まっしろ「アリだな。」


ヤミー「多数決だな。」


ダイセイギ「くっ……。そちらが正義か……。」


あかいの「黙って見れねえノ?」




的な。なんだこれ。

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