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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
37427周目!
83/204

VSヨムニール!

数増やすのは定石だよね。

はろはろはろーぅ、アンナちゃんだー。


現在!目の前に!ヨムニール軍本隊!ずらーーーっと地平線を埋め尽くす感じで!


お、ヨムニールの王の旗もあるね。てことは本気で潰しに来たか。


対するこちら、アンデッドとレイスちゃんと私!ハッハ、数は大体相手の1/5くらい!規模で負けてるね!


布陣はさっきの形でいこうかねー?それとも中央突破?ぞんびーを降らせてくのは確定として。数を増やしながら戦うのが定石かなー。あ、ヴァンパイアは夜になってからしか使えないからまた別で。んー、上が薄くなるなぁ。うーん。


そうそう、レイスちゃんは大将でよろしく。私はデュラハンと一緒に、敵引っ掻き回すので。


さてさてどうしようか。


「ねえ、ゾンビをロードに出来ない?」


「……出来ます。」


なら二体ほどよろしく。


で、そのゾンビロードを一つ使って。他のぞんびーとくっつけて、捏ねて、どんどん大きく。あ、フレイムゾンキングも混ぜとこ。


「……そんなに使っては軍団の総数が減ってしまいますが……。」


「大丈夫だって。その分強力なのにするからさ。」


ぐにぐにと。手じゃなくて魔術使って捏ねてます。だって汚いじゃん。


よし、完成!


ゾンビドラグ!


「ドラゴン?」


「そんな感じ。」


もう一個、ゾンビロードはデストレントと混ぜて。ぞんびーを沢山捏ねて。


ゾンビテンター!触手プレイだ!はっはっは!


こいつを敵の真ん中に、どーんと登場させようねー。さ、地下いこ!


魔術、風の刃。さあどりどりして下からいくよー!


ゾンビドラグが爪で掻き分けて、ゾンビテンターくんも触手で土を出してくれてるね。


魔術、探査。んー、そろそろかな。


敵に動きあり。さあ始まるかなー!




「者共、死せる者共をもう一度墓に叩き込んでやれ!」


「ウォォォォォオオ!!!」


あ、始まったみたいね。レイスちゃんがんば。


ぞんびーがどんどん飛んでいくね。んでもって壁はゆっくり進んで。その後ろから魔術が飛んでいくと。


で、上から魔術とか強襲とかいく。


けどまあ、なんだ。数が違い過ぎるか。囲まれつつある。


レイスちゃんはそれに気付いているみたいだけど、撤退は出来そうにないかもね。


さ、出番かな。さあ行くぞおまえら!


魔術、拡声。


「アッハハハ!存分に楽しんでるかな諸君!」


「!?誰だ!何処からだ!?」


「わ、わかりません!魔術かと!」


おー、困惑してるね。


「さあさあさあさあこの楽しい舞踏会、存分に盛り上げようじゃあないか!」


禁術発動。ブラスティラヴァ!さあ、噴き上がれ!


「熱い思いを抱いて燃えろォ!」


まずは左翼を焼き尽くして。


「行けや、悶えや、幾多の魔の手!」


ごー、ゾンビテンター!狙うは右翼!


地面から何度も触手が突き出て、ぞんびーにして。


周囲をぞんびーにしたら本体が出てくるタイプ。


うん、いい感じだねえ。さ、次!


「恐怖に、腐敗に、震えて朽ちよ!」


ごー、ゾンビドラグ!これも地面から!


突き破って一気に上空に。そこから……ブレスだよ!


吸い込んだら身体が腐り落ちる、死の飛沫。それを上空から散布!


いい感じじゃーん。うふふ。


さてと。


魔術でゾンビドラグの毒を無効化しといてと。じゃないと死んじゃうからねぇ。


さあいこーか。


「アッハハハハハ!!!私はアンナ・グリムディア!貴様らを……殺してやるよ!」


さ、地下からどーんと!


本陣にいきなり出てくるよ!


「はろはろーー!!!!!アンナちゃんですよぉーーーー!!!!」


「なっ!?」


「おー?王サマは女の子なんだねーっ!可愛いね!」


「なんじゃ、貴様はっ!こいつを……」


「殺せ、って?殺せんのかなぁーーー???」


護衛が群がってくるけど、まあ、なんだ。


弱ぇ。


「くっ、このアンデッドが!」


「浄化されろ!」


お、コイツらレイスちゃんの言ってた奴らじゃん。本当にオーガなのな。


「あーれー、浄化されるーーー。(棒)」


ぱたりと倒れる演技。


「……やったか!」


「何だったんだこいつは。」


安心すんの早くね?近付いてきたよ。


「まるで人の様な……。」


「だって人間ですからァ♪」


はい、脚を刈り取るよっ!ばーーか!


「いやー、気持ちいい浄化だったねぇ!さっぱりしたよ!」


「なっ……!」


腕も刈り取って、転がしてと。


襲いかかってくる奴ら。んっふ。


「私の妙技、とくとご覧あれェ!」


捌いて、刈って、ぶった斬って、くるくると!


「っ、陛下、こちらへ!」


「う、うむ!」


っふふ。


「逃がさなァい♪」


側近と思しき奴に手を引かれる王サマ。でもその腕、本当に側近についてるかなぁ?


「え……。」


「あああああああ!!!私の腕がぁっ!」


まだ若い王サマ、血がかかって綺麗になったね!


「さぁ、十八番をお見せしよう!」


片腕になった側近。その背骨に沿って二閃!首の周りをぐるりと斬って!


「じょーーずに抜けましたァーー!!!」


背骨を引っこ抜くゥ!


「ッヒ、あぁぁ……。」


あ、へたりこんだ。


「どーだったかなぁーー???お楽しみ頂けたかなぁ???」


背骨つきの首を放り投げて、王サマに。


「い、嫌!」


あ、捨てた。カワイソー!


「あーあー、側近君カワイソー!ひゃははは!」


「おま、お前、はっ!何故っ!」


んー?


「人間、なのだろうっ!何故あのアンデッドの味方をするのじゃっ!」


なんで、ねぇ。


「あれ等をアンデッドにしたのは私だよぉ?つまり私が元凶!そんな奴に味方するもなにもないでしょー!アハハハハ、何バカな事聞いてんのかなーっ!」


んー。どーしよかなー。


「だから、さぁ?お前もアンデッドになってもらおうかー!」


ネクロマンシー!さあさあ。


「貴様ノ魂、私ガ頂イタ。」


首を掴んで、丁寧に作り替える。


「嫌、やめ、やめえぇっ!」


ッフフフフ、その絶望した顔、素敵よ。


「そうだねえ……お前の姿は残して置いてやろう。」


高貴な魂、それを……ああ、そうだ、あっちの方がいいな。気絶させるだけに留めて。


「ひとまず保留。っふふ、レイスちゃんはこれをどこまでの物にできるかな?」


女王を担いで。周りを見渡す。んー。


「半分ほどはアンデッドになったみたいね。けどその分消されてるか。」


各所に妙に浄化が強い奴らがいる。あれがレイスちゃんの言ってた奴らかな。


「ま、とりあえずこいつをレイスちゃんところに持っていこうかな。」


道中斬りまくってくぞー!


「さあさあ、アンナちゃんのお通りだぁー!」


ごー!











いい素材ゲット!

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