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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
11111周目!
8/204

学園の、夜ッ!!

名前有りキャラ、二人目登場するよ!

ちわーっす、アンナちゃんでーす。今、私は学園敷地内にある森にきていまーす。暗いでーす、とっっっても暗いデース!夜だからね!しょうがないね!


で、何しにきたかっていうと。


ここ、立ち入り禁止なのよねー。そういう所って、密偵と会うのに超便利じゃないかね???


ま、立ち入り禁止ってのには理由があるんだけどね。私にゃ気になる程のものでもない。


「お待たせした。」


「来たかい。」


はい、ウチの影です。


「それでどうだったよ?」


「は。やはり、予想通りかと。」


「そう。っふふ、いいねぇ。」


「……この国としては最悪ではないかと。」


「そんなこたぁわかってんだよ。」


「……失礼致した。」


「ま、完全にグッチャぐちゃになんだろーよ。ハハッ、ザマァねぇなぁ?大国が割れるんじゃねーの?」


「……どう致しますか。」


そうさなぁ。


「助けろ。ッハハ、ウチが一番乗りでな!」


「それでは……!」


「お前の予想通りだよ。この世界がどうなるか、試してみようじゃあねえか!くっふ、ふははははははっ!!!!」


「……貴女は、なぜ。」


「何故だって?んなもん決まってんだろーが。」


この世界が大嫌いだからだよ。


「……っ。」


「つーかいい加減口調変えんのめんどくせーんだけど。」


「貴女が始めた事でしょうに……。声まで変えるとかどれだけ用心……しないわけにはいきませんか。」


「そりゃーな。」


何の事かわからない諸君!超簡潔に説明しよう!

第一王子と第二王子が後継者争いしてる。んで第一王子が死にかけそうなのを、助けろっつー命令。そしてウチの恩売った所で、第二王子ぶっ殺そうぜっつー算段よ!戦力的に勝ち目しかない。ついでに第二王子殺す場所は邪魔な奴の領地内な!これ鉄則。私は領地視察っつー名目で、真逆にある所にすっ飛んでくと。そしてチュロス。

ああ、すでに王は病気でね?危篤って感じ。ぷれぜんてっどばいアンナちゃん!禁術……もとい魔術ってすげー!遠くにいる奴も呪い殺せるんだぜ!しかも足がつかない!隠蔽と対解呪防壁は私の十八番ってね!おーっほっほっほっほ!


これが済んだらあとはクソ王子から婚約破棄されるだけ。これでクソは王太子の怒りを買う。そうすりゃ後は地雷と一緒に魔王軍に突っ込ませるだけ。死んでこいっつーヤツよ。


これらの成功確率は98%。最悪の想定はしておこうね、2%は怖い。


「主、誰か来ます。」


「っとと、撤収な。珍しい事もあるねぇ?」


「そうですな。」


散開。私の事、見つけられないだろう?


「おや、あれは。」


「ッハ!夜の逢瀬ってか!さっすが尻軽地雷女!」


おやおや、野外のおセックスでございますなぁ!相手は取り巻きその4!チャラ男と尻軽がパコってやがらぁ!つーかヤるのはえーな、入学前から接触してたかね?まだ入学初日よ?もしくは、相当の尻軽か。


「おーおー、激しい激しい。こーいうのって、イジめたくなるよねえ?」


「……まさか。」


そのまさかさぁ!!!ここが立ち入り禁止の理由、身を以て叩き込んでやらァ!


「来な、森の主。トレイル・ドライアーディ!」


色んな獣とか化け物とか全部トレインしてくる、ドライアードちゃんを召喚!別名、モンスターカーニバルちゃんだよ!なんでこんな所にいるんだろうね!びっくりだよ!!!尚、強さは魔王の二倍。なんでこんな所にいるんだろうねほんと!!!!!!!!


理由、共生。静かに暮らしたいラディーちゃんが初代王と契約した結果。ようはここに入ったのがわかった場合……。


「さぁて、逃げ切れるかなん?」


ラディーちゃんからも、処刑からも。


「あ、ちっすラディーちゃん。」


「ヤホ。アレ殺ル?」


「死なない程度に。」


「ハイハーイ。」


ダチです。ハッハ!扱い方はループで知ってる。というか、殺りあった。ループの1000回くらいはこいつの攻略に使った。裏ボス的な?


「楽シイ祭、見セテクレルンダモンネ。 」


「アッハ♪楽しみにしてな!」


「コノ国パッカーン♪」


「ぱっかーん♪」


「ワタシモヤリターイ!」


お前がやったら国が(物理的に)ぱっかーんするわ!

あ、でも面白そう。やってみるか?


「……やる?」


「マジ?ヤルヤル♪デモ今マデダメダッテ言ッテタノニナンデ?」


「出る理由なかったじゃん。でも今回のこいつらで出れる事ねぇ?」


「ナルホド!理由ガ必要ダモンネ!守護神ノ怒リ的ナ!」


「守護神(笑)」


「カミサマデーッス♡」


「巫女でーっす♡」


「(笑)」


そういやアイツらどーなった。


「裸デ逃ゲテッタ(笑)」


「くはは!おもしれー!」


ざまぁ。


「さて、そろそろ戻るわ。また遊びにくるねー。」


「ウン、マタネー!オ祭リノ時ハ連絡シテネ♪


「おうよー。じゃーねー。」


「ジャネー!」


さて、寮に戻ろ。




「おかえりなさいませ。」


「はい、ただいま。」


美味しいお茶飲んで、お風呂入る!侍女ちゃんに磨かれて気持ちいい〜。最高!


そして寝るの!今頃ラディーちゃんが遺憾の意を発動してるかな〜♪


明日が楽しみ!


んじゃ、おやすみ!



名前有りキャラ(人とは限らない)。

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