蹂躙×虐殺=赤の道。
覚醒×狂気=死の嵐。
やっほー、アンナちゃんだよ!
大鎌が薙ぐ。
や、やっほー、リヴィナですわー。
双大剣が斬り潰す。
「二人は巫女巫女!」
「まっくすはーと!……なんですか、これ!?」
「何となく!」
適当だよ適当!
つーわけで、今かなりぶっ殺してもう動いてるのより死体の方が多いね!
しかも消し飛んだ死体もある訳で。
「残りあと大体10万かなっ!」
「もう10万切ってますわ。」
やったね!
「ところでさ、死体は消せないの?」
「魂が無いので。」
左様ですか。
まあいいや!魔術、探査で生きてるヤツ探しながら死体の上を駆け回るよ!そして殺す!
「流石にここまで来ると、エイロジャルといえども逃げますか。」
「逃げ道なんざ塞いじまったよ!ひゃはははは!」
ここは命を削ぎ落とす牢だよ。
「そうら逃げんな!どうせ逃げれねぇからさー!」
「大人しく刈られなさいな。」
諦めたのか、突貫してくる奴。
未だ命が惜しいのか、逃げ回る奴。
呆然と、立ち尽くす奴。
それら全てを斬り飛ばして。
猛烈な速さで殺していくよ!
殺して
斬って
削いで
潰して
引き摺り出して
転がして
抉って
刈って
引き千切って
開いて
消して
叩き斬って
薙いで
引っこ抜く!
そうして。
数時間と経たない内に、王とその護衛のみ。
さあさあ。
「さ、王サマ。殺しに来たよ。」
「……やはり、お前は危険だったか。」
何を今更。
「よい。祭の最後といこうじゃあないかね。」
双方構えて。
「行くぞォ!」
突撃してくると。
「サヨウナラ、だねぇ。」
楽しかったよ。
「そーれぇ!」
大鎌が薙ぐ。
護衛はリヴィナが一瞬、それで全部殺した。
「それじゃ、また会おうか。次の世界でね。」
「ここまで、か……。」
刃を下に、双大剣を振り下ろす。
背骨をガイドに、肋骨をへし斬り、骨盤を叩き割る。
「っくひ、くひひひゃひゃっ!王サマの三枚おろしってねぇ!」
「グロいですよ……。」
今更かっ!
さてさて。
「貴様等ノ魂、我等ガ頂イタ……。ってね。」
ゴチソウサマ。
「これからどうします?」
「そんなもの決まってるでしょー。」
祭が終わったら。
「先ずは腹一杯食べて、これでもかって程寝るわ!!!睡眠時間たんねーよ!!!」
「ま、そうなりますよね……。お腹すいた。」
「今日は豪勢に行こうじゃあないか!!!」
城にある食い物全部使ってやるよー!はーっはっはっはー!
ようやく祭が終わったよ……。




