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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
37427周目!
78/204

バトル・オブ・エイロジャル!汝が魂、刈り取るよ!

リヴィナちゃんの見せ場。



さあ、屍を積み上げようか。






はろはろ、アンナちゃんだよー。リヴィナと一緒に城前広場!


そして群がる、100万の戦士達!そしてそれを従える、王!


お前生きとったんかワレェ!


「やはり生きていたか、輪廻神の巫女よ。」


「イエーイ!久しぶりだねえ!死ぬ覚悟は出来てるー???」


「ふ、それを問うか。」


「出来ていなかったらここに居ないのでは?」


「たしかに!」


「ふむ、それは貴様の仲間かね。」


「弟子ですわ。」


「師匠になった覚えないんだけど。」


「……じゃあ、連れですかね?」


「それじゃね?」


「……何でもよいわ!」


ツッこまれた。


「まあいいや。さ、殺ろうぜぇ?」


本気モード。リヴィナも、構えた。


「皆の者!これで最後にしようぞ!」


「ヒャハハハ!最期になるのはどっちかなぁーっ!」


「いきますか。」


「突撃!押し潰せ!」


きたきたー!ここはまず。


「リヴィナ!」


「心得ておりますよ!伸びよーっ!」


のびーる大鎌。


「刈り取れぇ!」


「っ、しゃがめ!」


「残念ー。」


ここはジャンプするのが正解!先頭の奴らの脚を刈り取る!


「さあ、いくよー!」


で、そいつらを足場にして、その上に飛び込む!


「サーァ、収穫祭だーァ!」


手にするは、大剣。鞘刃と鋸刃でー!


「コイツは知ってるだろゥ?」


魔術付与、風。


「剣閃が飛んでいく、よく知ってるだろうよォ!」


先頭に躓いたのを刈り取っていくよ!


「私もいきましょうかぁ!」


伸びた大鎌が縦横無尽になぎ払ってるわ!


「ヒャハハハハハ!!サァ、屍を積み上げろォ!」


大鎌で斬り飛ばし、大剣で喰い潰し、死体の壁を積み上げる!


「乗り越えてみせなァ、お仲間の死体をよォ!」


「乗り越えてきたら、楽に刈れますねー。」


ちょうど私達が見えなくなるくらいの高さに、蹴り飛ばして積み上げる。


よーし。


「そんじゃ、いってくるわー。」


「ええ。私は死体の上で踊ってますね。」


「よろ!」


魔術、認識阻害。魔術隠蔽。音隠蔽。魔術、幻影。背景透過させて。


「ヒャハッ、馬鹿には見えねぇってな……ァ!」


さあ壁の上に!飛んでいくよ!


ふわふわ、上を越えていく。


ん、やっぱり結構いるなぁ。広場に入りきってねぇもの。


てーなると。


魔術発動、鋼鉄の壁!


最後尾の後ろに出して、逃げ道塞ぐ!


「サァ、行クゾ。」


集団の中に、高速で落下!吹っ飛ばされて、空間が出来ると。


これでよし。


「私ニ捧ゲヨ、貴様等ノ魂ヲ。」


周辺を斬り飛ばして。


次!ちょっと離れた所に飛んで、落下!


これでちまちま数を削っていくよー。


「また面倒くさい事してますね……。」


「壁の上で収穫作業ほど面倒くさいものはないと思うんだけど。」


「これが以外と楽で。」


「ナメ、るなよッ!」


あ、王がなんか溜めてる。振りかぶってー。


「リヴィナ、避けな!」


「えっ、まっ。」


「全力の一撃を受けろ!」


魔力の衝撃波が味方諸共貫いて……っておい!


「キャァッ!」


「味方諸共かよ!王のやる事じゃねーな!!!ヒャハハハッ!」


ま、減ったしいいか。それより問題は。


「いっ、ぁああ……!」


リヴィナの右脚が膝からなくなってーら。あらら。


「こりゃやべーかな。」


「今だ!押し込めェ!」


ああ、ヤバい。


「っく、ふふふふふ。」


いやあ、本当に。


「時ハ来タ。……ソウダロウ?」






感謝シヨウ。






「ア、アアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


鏡と棺のイメージ。黒い煙。黒耀で形成される右脚。


「ッヒヒ、一つ借りだぜぇ?」


なぁ、死耀神さんよォ!


「ック、フフ、ウフフフフ……。」


「来たきたァ!」


祝詞を捧げようか。


「煌キ輝クハ濡れ烏ノ白髪。」


長い白髪を靡かせ。


「妖シク耀ルハ黒耀ノ瞳。」


目をゆっくりと開き。


「漆黒ノ煙ヲ上ゲルハ鏡ノ右脚。」


右脚の黒耀が周囲の風景を映し出す。


「ソノ手ニ握ルハ禍禍シキ歪ツナ大鎌。」


黒い大鎌は怪しく嗤う。


「白キ凶兆ヲ傍ラニ。」


歪な笑みを口元に浮かべ。


「有象無象ノ魂ヲ刈リニ、ヨワリセルピガ夜ニ吹キ荒ブ。」


さあ、名乗れ。


「リヴィナ・ティスカ。ヨワリセルピの凶兆が、貴様等の魂を刈り取らせてもらう!」


あっはぁ、やったね!邪神の巫女が増えたよ!


「気分はどぉーお?」


「最っ高、ですわ……!」


いいねぇいいねえ。愛されてるねぇ。


「さあ、さっさと終わらせてしまおうか。」


「ええ。では行かせてもらいますよ。」


「いけいけー!」


大鎌を構えるリヴィナ。振りかぶって。


「汝ラガ肉体ハ魂ニ引キズリ込マレル。」


大鎌に付与される呪い。


「汝ラガ魂、輪廻ヘト還ラン!」


大きく伸びる大鎌!


「収穫ノ時間ダ……!」


薙ぎ払う!全方位を薙いだ刃、刈られる魂、消滅する肉体!ってマジかよ!?


「輪廻ヘト捧ゲン……。」


……へ?こっち見るの?


魂がこっちに廻ってきたよ。私ぱわーあっぷ!


いやあの。


「そうなんのな……。」


予想外ですわ。


「いいでしょう?」


まあね。


「ま、いいや。さて私も行こうかな。」


二人の巫女が並んで。


「アッハハ!シャムシャラの亡霊が、貴様等を殺し斬るぜえ!」


いざいざいざぁ!











邪神の巫女×邪神の巫女=???

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