バトル・オブ・エイロジャル!500万ぶっ殺せ!アンナちゃん罷り通る!
まだ戦ってるよこいつ!
ヒャーーーーハーーーー!!!アンナちゃんだぜーーーっ!!!
まだ戦ってるよ!すでに二週間!なげえ!
「にしても多すぎ!」
500万を一人で斬り続けるのはかなりしんどいね!
「つーかそろそろ寝たい!」
仮眠しか取れてねえ!
「しかも相手の士気は衰えない!」
いつでも来やがる!
「私はもうそろ限界近いんだけど!」
そろそろ休息を……どこかでしたいなぁ。
「流石に魔術では疲れがとれないね!」
そういうのもあるけどね、これじゃあ。
「まだ、どれだけ残ってるやら……。」
数えるのはもうやめたのさ!
「いい感じの小屋みっけ!」
ひと休みしよう。
目を閉じて、軽く仮眠。剣は直ぐに取れる所に。
魔術、リフレッシュ。付け焼刃でしかないけどね。
すやすや。
「見つけたァ!」
「寝させろボケェ!!!」
死ね!
はぁ。
すやすや。
気配!
「起きた!さあいくぞ!」
囲まれてーら!
「ねみいんだよ寝させろ!!!」
「ここは戦場だからな!!!」
「ですよねー!!!」
全部斬って!
「……ああ、きっつ……。」
あと残りは幾つだ。
もっかいねよう。
すやすや。
ふぁー。起きた。あー、身体がギシギシするぅ……。
髪もボサボサ、服も血だらけ、化粧はもう既に落ちた。
意外と眠れたね、うん。疲労は少しだけ回復したよ。
魔力は……まだ余裕か。
魔術、洗浄。汗を軽く流して、と。魔術、リフレッシュ。
さ、戦おう。魔術、探査。
……まだ、かなり残ってるわ。
「よーし、やるかー。」
いざいざ!
殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して寝て殺して殺して殺して殺して殺してなんか食べて殺して殺して殺した!
また更に一週間!……なっがい祭だなこれ……もはや苦行入ってないかな?
大通りは人が多いので、軽くひと休みにスラムへ。
ここも人多いけど、弱いのしかいないから楽。
……あれ、人だかりが。
「く、いや、んぅっ、やめてぇ……!」
どこかで聞いたな、この声。
「ナーーーニしてんのかなぁっ!楽しいコトなら私も混ぜてー!」
まとめて首狩り!集団を薙ぎ払う!
さてさて、なにかなー。
「……ああ、なんだ、君かー。」
空に吹っ飛ばしたお嬢様。ボロボロに犯されてーら。
「助け……ッヒ!?」
顔覚えてたのねー。
「とりあえずくっさいから、魔術、洗浄。中も洗おうねー。」
「んひぁあ!?」
よーし、綺麗になったね。んで、探査。……あらー。意外と妊娠はしてないのねー。群がってたのが弱者だから種も弱過ぎるだけだろーね!ひゃひゃひゃ!
「よかったねー、孕んじゃいないわー。」
「ひっぐ、ぐすっ……。」
さてこいつ、どーしよ。
「さあ、どうするぅ?生きたいィ??」
うなづくか。ふむ。
よーし。
「なら一緒に来なぁ!祭終わったら西にいくよぅ!」
絶望と諦めと快楽と恐怖と疲労と涙に満ちた瞳。されど、目の奥には未だ炎。
……いい目をしている。
「先ずは眠れる所探さないとね!」
適当に、宿屋だった所を使うかなー。私も寝たいし。
「よいしょ。」
「きゃ……!?」
肩にかついで。
「舌噛むなよー!」
跳ぶよ!
道にいた奴らと遊んで、いい感じの宿屋発見!
客は死ね!襲いかかってくるけど死ね!
ベッドに投げて、と。
「寝てろー。」
「……。」
寝そうに無かったので手で目を閉じさせたら、案外早く寝たよ。ま、そんなもんか。
周囲を探査。……しばらくは寝れそうね。
同じベッドにもぞもぞと入ってー。
おやすみぃ。おきたらコイツの処遇を考え……すやぁ。
輪廻神「500万は多すぎじゃね?」
ソレル「わかるわ。」
輪廻神「しかも魔術でどーんと行かないのかよ。」
ソレル「完全に遊んでるわ。」
輪廻神「しかもなんか拾ったし。」
ソレル「どうするんだ、あれ。」
輪廻神「さぁ……?」




