神など、私には。
強くなり過ぎたアンナちゃんと、最凶。
はっはーーーーー!!!アンナちゃんだぁーーーー!!!
「貴女、何ダソノ強サハ!」
「ひゃひゃひゃひゃひゃ!!!神っつっても大した事ねえなァ!!!」
現在、トレイル・ドライアーディーを弄んでます!!!
いやあねえ。攻撃も動き方も弱点も全部過去に知ってしまった訳で。
「はい残念ーーー!!!」
「ク、ゥウ!!」
弱くなったね、ラディーちゃん。
「それじゃぁ、そろそろ。」
皆さんお待ちかね!!!十八番いきまーーーーーす!!!!
「そうらァ!!!」
まずは背中に二閃!
「ガフッ……!コノ……!」
動けるとかすげー!でも残念!
「これでェ!!!!」
首をぐるっと、切り裂いて!
「ソン、ナ……私ガ……。」
まだ喋れるのか、すげー!でももうお終い!
「終わりィ!!!!!」
首ごと背骨を引っこ抜く!!!!!上手に抜けましたァーーーーー!!!!!!!!!
んで、背骨のあった所に腕突っ込んでー!
「みっけぇ!コアとったー!!」
これが、本体。身体は入れ物なんだよね。
「っふ、ふふふふふ。」
緑に光る、神のコア。これを。
「頂きまーすゥ。」
しゃくり、と齧る。んー、食感はりんごに似てるね。
「うまっ!なにこれうっま!!!」
神の魂、それを喰らう。なんて美味で背徳的な……!
食べきった。ンフ、フフフフフフフ。
「ご馳走様ー!……汝ガ魂、我ガ糧トシヨウ……。」
あー。
んー。
うあー。
「ンヒ、ンヒャヒャヒヒヒヒハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
笑えて、哂えて、嗤えて、仕様が無い!
大容量の魂!他の魂など比べようのない、質!
「美味にございまするぅーーー!!!ってか!!!あーっはっはっは!!!」
あー美味しかった。
さてと。
「とりあえずこの獣もアンデッドな!」
よーしよしよし。
「にしてもアイツら何処だ。反応ねえし。」
ラディーちゃん、途中で逃がしたか。はぁ。あー、んー、転移かぁ。
「転移先地点不明。方向特定、……西、ね。距離……ふむ、センティリア、王都の向こうかな?」
西の端にある大国。グラスゴルとは仲がいい、血のつながった国。
「目的地決定!いざ、西に!」
おっと、忘れる所だった。
「レイスちゃん、ここを拠点にして、喰い散らかせ。」
「いいですとも!」
さ、後は放置でいいね。
さあ、まってろよー!
クヒヒ、いいねぇ。
……誰?
殺しに特化した力って、こわいよね?




