地の種族!
皆ロリショタ。
やーやー、アンナちゃんだよー。今、多分夕方くらい!洞窟内だからわかんなーい!
「ほっほ、客人など数百年ぶりかのう。」
なんか、長老の所に連れてかれて、挨拶してんのー。
「ともあれ、ゆっくりしていくとよい。何も無い所じゃが、楽しんでおくれ。」
……長老、美ロリにしかみえないんですがー。つーか他の人達も色白の、ショタとロリ。こう、人形みたいな。
「ここはなかなか目の保養になるわね……。」
旅する美ロリがー。洞窟でー。美ロリ&美ショタ種族にー。であったー。
ここにロリコンを連れてきてはいけないね、うん。
とりあえずお腹空いたー。
洞窟の中でも色々な物が食べられるのね、ここの飯うめぇ!
なんでも、光る石?があってそれがあるから育つとかなんとか。
まあいいけど。
それにしても、ここ本当に何も無いなぁ。あるのは美味い飯、壁を掘ってつくった独特の家、石でできたかなり凝った装飾、あと融岩神の祠。
……観光地かな???
けどここまで来るのが出来ないから勿体無い感。まあ、本人達が幸せならいいか!
あ、おかわりくださーい!
ぶらぶらと見てまわる。色々みてると、村人の使ってる道具がどれも上質。これはあれか、資源が豊富なのか、腕がいいのか、その両方か。
うん、鍛冶屋いってみるか。
「ごめんくださーい!」
「なんだ、旅人。」
うーん、職人!って感じの人!
「剣をね、研いでほしいんだよー。」
「……モノによるぞ。出してみろ。」
だすよー。双剣、大剣、戦鎚、大鎌、槍。他にも沢山あるけど、よく使うのは前二つくらいだしなぁ。
「……これまた、よく使い込んでやがるな。」
よく使いますしー。
「双剣以外は研げる。」
双剣だめ?
「こいつは血を吸い過ぎてる。ましてや使い手に懐いてやがるから……お前にしか使えねえ呪いの武器になってんだよ。そんなものは研げねぇ。まだ死にたくねえからな。」
呪いの武器ておま。
「さらに言うとな、この双剣、出来が良過ぎるんだよ。刃零れなんざしたことねぇだろう。こんなもの、人がつくれるもんじゃあねぇ。これ、何処で手に入れた?」
……いつから持ってたっけ。かなり最初からだった気がする。
「覚えてねえか。そうか……。まあいい。で、どうする。こいつらを研げばいいんだな。」
うん、よろしく。二日かかるんだってさー。
にしても、呪いの武器かぁ……。ま、使いやすいからいいけどー。
待つ間、適当に観光でもしてよー。
農園に来た。うぉっまぶしっ!
光る石、それが天井にびっしりと。そして真ん中にはでっかい光る水晶が!農園っつーよりどっちかっていうと神秘の広間的な。なんて贅沢な農園なんだ。
育てられてるのはなにかなーっと。んー。芋と豆と穀物。野菜に……果物!?木も生えてんのここ!?あ、お茶の木もある……。なんだここ……。
聞くと、こんな感じの所が幾つもあるらしい。ごっちゃ混ぜなのは、気にしたらダメらしい。いいのかそれで……。
土はかなり良いみたいだけど。
美味しいものが食べられるならそれでいいや……。
農作業してたロリに果物もらって、次へいこー!
うーん、この果物美味しい!
祠に来た。融岩神かあ、ちょっと前にみたなぁ。やっぱり属性の地を司るからここにあるんだろーな。
と思ったら、なんでも村が出来る前からここにあったらしい。で、ここに村をつくったと。
そんなに古いものなんだねぇ……っと。
地から噴き出る炎のイメージ。
汝ノ良キ旅路ヲ祈ロウ。
なに。……ひとまず、有難うと言っておこう。
「融岩神様の、お声……!?」
おかしいね、私は輪廻神のモノなんだけど。
あーでも、どうなんだろ。融岩神も秤神と敵対してたらしいし。敵の敵は味方的な?
まいっか。……そこの神官!な服着てるロリショタをどうにかしないといけないのじゃー。
「お待ちくだされー!」
にげろー。
はい、捕まってもみくちゃにされて祭りの席です。うひゃー。
融岩神のお声がかかったヤツ!みたいなので祭っすよ。お祭りだ!
カーニバルだよ!
飯と酒がうめえ!
あははははははは!!
ロリコンショタコンに狙われた歴史があるとかないとか。




