終わる世界のくろにくる!
短い、終わりのお話。
やあやあやあやあ我こそはアンナちゃんなりー!
私今25歳!そう、15年経っちゃった!
「もう、15年……。」
「早いな……。」
「早いわね……。」
はい、三人です。私、ティティ、レティです。
「あれから子供が全く産まれなくなって……。」
「人が死なずに朽ち果て始め……。」
「神の信仰が届かなくなり……。」
「作物が育たず……。」
「土地は荒野になり……。」
「人は荒れ……。」
「国が幾つか崩壊して……。」
「世界中で戦争が起こり……。」
「飢餓が蔓延し……。」
「さらに人が朽ち果て……。」
「残る人類、私達のみ!」
「お前マジで殺す……。」
「殺しても死なないわよ……。」
「死ねない、と言った方が正しいね!」
「この野郎……。」
「コレ、女ですわ……。」
「女でーす!」
「ハハハハハハハ。」
「ウフフフフフフフ。」
「アッハッハッハッハ!!!」
「お腹空いたね……。」
「言うな……。」
「最後に食べた何かの豆が恋しいですわ……。」
「あははははは……。」
「ははは……。」
「はは……。」
地獄だ……。
この後、三人とも100くらいまで生き残ったよ……。チクショウ!
うん、この終わり方は面白くなかったかな。次逝ってみようね、アンナちゃん?
さあ次の世界へ!




