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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
4010周目!
43/204

あっさーのひーざしまだ出てねえ!

といいつつ一日のお話。

おはようございますーアンナでーす。


朝です!ねむいー。


二度寝しよ……すやぁ。






はっ、ねてた!今いつ!


「巫女、アンナ。起きてますか。」


ドアから声。時計見ると、朝食前かな?……つーかこの声誰。昨日きいたような。


「今出ましたー……。」


「……そうですか。朝食には間に合うようにしてくださいね。」


はーい。ぱぱっと顔洗って、準備して、食堂に。


「……速いですね。」


うお、まだいたの。


「おはようございます。昨日の夜は素晴らしい夜でしたね。」


……ああ、そういうこと。


「ええ。とても楽しいぶとうかい、でしたわ。」


「これから宜しくお願いしますね。私のことは、シャリスと。」


シャリスね。


「アンナですわ。」


「はい。……もう一人は、シェイラといいます。あの子はレティシア様の方にいますので。」


「あれ、レティ別の所いるの?」


「学園ですね。」


あー、そうかー、そんな歳だったね。


「学園というのも面倒ですね。5年も拘束されるなど。」


「ですねぇ。誰ですかね、そんなの決めた人は。見つけたら引っこ抜いてやるわ。」


「……既に死んでますよ。」


チッ。



さて、食堂だ。朝ご飯!シャリスと一緒に。






うまかった。ごちそーさま!


少しのんびりして、今日も清掃の時間!またねーシャリス。




「おはようございます、アンナさん。」


おや、情報通。おはよう。


「聞きましたわよ、早速大司教に引っ張られて行ったと。……で、どうでした?」


どう、とは。


「大司教、よくシスターを部屋に入れるんですの。貴女が朝ごはんを食べていた子もよく。……中で何をしているかはわかりませんが。」


ふんふん。


「噂では、お楽しみをしているとかなんとか。……で、どうでした?」


「あっはっはっは。」


あえて何も言うまい。にこやかに笑って、語りませんのよ?


「……やはりそうですか。」


あ、なんか勘違いした。そういう対応したんだけどね!


「んー、私まだ処女ですよ?」


「……!てことは、まさか!」


顔を赤くして、また何か勘違いを……いやうん、面白そうだしそっとしておこう。


お尻抑えるんじゃないよ。きゃーきゃーとうねうねしてるのを横目に掃除ー。ぱたぱた。




掃除おわり!次おべんきょー。といっても何するんだろう。


昨日来た部屋で、一人待つ。多人数入る部屋だから広いよねーここ。一人だけど。


「待たせたね。」


「あれ、隊長とシャリス。どうしたんです?」


と、大司教。ようシスターとヤってる噂のあるエセ童貞。


「なに、この時間暇だと聞いてな。折角だし訓練にでも使おうと。」


「……引っ張られてきました。」


そういう。


「つーわけで部屋移動するぞ。いつもの大司教の所だよ。」


また噂になりそうな……。よし。


「今日は三人でやるの?」


「ああ。」


「私も沢山動きますから……。」


「ふふ、楽しみねー。いい汗かかないとねー!」


「そうだね。」


暗喩に聞こえなくもない事をちょっと大きめの声で。んふふ。


……おい情報通。そんな所に隠れて何をしている、何頬を染めている……!あ、にげた。


やったぜ。


「なにか、変な事を考えていない?」


「……?」


「気のせいか、ならいいよ。」


あぶねー。


で、部屋来た。……この部屋、三人だと狭くない?


「来たか。……こっちに来い。」


また本棚を動かして……奥に部屋かよ!しかも広い!


「毎度ながら謎だねここ。」


「そうだな……。何故こんな仕掛けがあるのか。」


「私も知らんのだ。あるから使っているが。」


うーん、謎。


「さて、やるぞー。シャリスは私と組み手な。アンナは……思ったんだが、お前色々な武器が使えるだろう?」


「バレましたかー。」


「動きがな。……ここにある武器、色々と試してみろ。」


はーい。本棚の裏にある武器庫、の中の模擬戦用武器を適当に引っ張り出す。んー。


「私は前の部屋に戻っているよ。なにかあったら呼べ。」


はーい。……これとかいってみようかな。


適当に二、三度振って、ちらりとあっちを見る。組み手頑張ってるねー。シャリス、なかなか出来るのね。


…………。んふふふふ。


二人が動き始めた瞬間を狙って!突撃ィ!!


「決まったか……なんだ、それ!?」


「私も知らないー!!!」


「……ハン、マー?」


長い柄を振って、先端の打撃する所でたたーく!


「形は……鎌?」


うーん、あたらない!


「そりゃあ!ぺったんこにしてやーる!」


「おっと。……名前とか書いてないの?」


「あたらん!……手元になにか書いてあるな。なんと?」


あたんねー!!!手元みる。……。


「突然止まってどうした。」


「…………武器じゃなかったみたい。」


「その形でか……。」


「ああ、そうか……。ソレなんだね……。」


……杵。シャリスがいうに、餅とかぺったんぺったん。


返してこよー……。


「ひとまず昼飯だ。その後もやるぞ。」


はーい。お昼ご飯!








お昼を食べて。それからまたこの部屋!……昼にお餅が出たんですがそれは。私がついたんじゃないよ!美味しかったけど。


……気を取り直して次の武器!また突撃ー!


「今度は何を選んうわっ!」


「なんて厳つい……。」


「モーニングスター!」


鎖付きの。一番扱いにくいアレ。


振って、よけられて、振って伸ばして、攻撃ィ!


あ、これまあまあ楽しいかも。


「あぶっ、くそ、面倒くさい武器だなそれ!」


「避けるの、簡単だよ。」


おー、反応わかれた。ここはひとつ、ティティを狙おう!


「そりゃー!」


「……慣れてきたっ!」


なんだかんだ全部避けるやーつ。あたんねー!


「後ろ、お留守。」


「あっぶなっ!」


シャリスの打撃が飛んでくる。避けるしかないじゃん!


「この武器も駄目だね!」


「……次もってこい!」


はいはい。


「それじゃ、次これ!いくよー!」


「斧か!」


「重量武器ばっかり……。」


いやほら、ロマンじゃん。私ロリ、いいね?


斧ぶんまわす。……まだ大剣のほうがいいなぁ。


「リーチ短いうえに小回りが効いてないぞ、それ。」


「ダメダメ。」


酷評ッ!次いこう!


「もう大剣でいいんじゃないかな……。」


「使い慣れたやつが一番だよ。」


……使い慣れた、やつかぁ。


「……なら、次はこれで。」


私の身長の、半分以上ある剣を、2つ。


「……私ってほら、巫女だしね。」


「巫女が双剣使うとは限らんよ?」


「……貴女の、神が使うのかな。」


「……いくよー。」


魔王と初めて会った時に言われた、アレを。名乗りに使うのが巫女としての礼儀だと思うの!


「シャムシャラの亡霊が行くぞーっ!」


「亡霊?」


「亡霊とは一体。」


答えませんよー。突撃ィー!!!


「動きが違う!これが本命か!」


懐に入ったと思ったら、後ろに。上から、下から、そしてド真ん中。


「けど、なんだか残虐な剣ね。」


「輪廻神は、邪神だというが……!」


そらそらァ!


「……凄まじい、な!」


ティティ、ちょっと本気入ってないかな。


「これは、使わない方がいいかも。」


シャリスは、とにかく避けてる。けどちょいちょい掠る。


「ストップだ!」


「チッ。」


もーちょい楽しみたかったのに。


「……やはり、お前は大剣を使え。その剣は、危険だ。」


取り上げられた。あぁん。


「……狂気、の剣。貴女はそれを何処で?」


笑って、首を傾げておく。


「……。まあいいさ。」


ティティたいちょー、顔が怖いでーす。


「そろそろ時間か。今日はこれで終わりにしようか。明日からもここでやるぞ。」


「はーい。」


「ああそうだ。アンナ、お前の武器を造るのにあたって、魔力を少し貰う。」


「魔力って、人が出るからね。」


「人によって違うしねー。」


魔力の色が違ってくるんだよね。深層心理とか、性格とかでかなり変わるのさ。


「この水晶に入れてくれ。」


部屋の端に置いてた荷物から水晶引っ張り出してきた。魔力、ぶち込む!


「よし。それじゃ戻ろうか。」


大司教のいる部屋に。水晶渡して、おわり。


「うむ、受け取った。職人に渡してこよう。出来るまでまた数日待つといい。」


はーい。……ところで、なんでそんなに汗かいてんの?


「見てたら身体を動かしたくなってな。」


隣の部屋でトレーニングしていたらしい。ふーん。臭いがねー。なんかねー。


「…………程々にな。」


ティティ、ちょっと顔赤い。シャリス、ジト目で頬が少し色付いてる。ふーーーーん。


「…………このエセ童貞。」


「コホン。」


誰とヤったんですかねェ……。


「さ、行きたまえ。汗を流してこい。」


まあいいですけどーーー。部屋を出る。……最後、なんかちょっと品定めされた気がするよ?


噂、マズったかなぁ……。


「さて、汗を流したら丁度夕食前だろう。どうだ、一緒に食べないか?」


「賛成。」


「おっけーですよー。」


各部屋に戻って汗流す!そして食堂に集合!


夕ご飯!いただきまーす!






ティティもシャリスも処女です。けど何回か大司教のお布団に。


つまりアレだよアレ。後ろのあn


尚、シャリスはアンナの三つ上の模様。

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