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悪役令嬢(壊)の楽しいエンドレス人生!  作者: りんねしん(邪神)
3300周目!
203/204

いかれた生徒を紹介するぜー!

ちょっと輪廻まわってました。ごめんね!


アンナちゃんはまだ動ける!


という訳で久しぶりのアンナちゃん!

ハイドーモー。シレーティナですわぁ。


学園長の部屋に行くと思ったかしら?


残念!少し驚く事もあったけれど、後は平凡だったので割愛しますわ!


ぶっちゃけあの食料ちゃんが学園で学ぶことになりました。最初はなるべく私に会わせないように、だって。がんばー。


さてさてさてー?そんなことよりー?


1週間ふっとばしてー。


講義の準備が整いましたのでー。開始なのです!


ちょっと広めの、空き研究室!机とか棚はあるけど他は何にもなし!ちょっと動くには問題ない感じ!


大きい楕円の机、頂点に私!あとは適当に囲んでね。


メンバー?集まったよ。確定4人と、応募1人、あと話はあったけどほんとに来るとは思ってなかった予想外が2人。


種族も違うのねー、なら種族も言った方がいいかしらね?


「ではでは自己紹介。ご存知私はシレーティナ=ヴィリア。種族はー、

人セ廻beイas越レ神tイ間だよー。この講義を楽しんで逝きましょうねー。」


ようそろー。


「私はヨオミ・ヨムニール。種族は人間だ。知っていると思うが、ある理由で魔術を学びに。宜しく頼む。」


なんか微妙な顔してるね!


「⋯⋯私はクラウディア・グリアリート。種族は人間⋯だと思いますわ。学びに立場はありませんもの、宜しくお願いしますわ。」


こっちも微妙な顔してるね!


「キラクテ。キラクテ・フォリカ。⋯⋯マギアエルフィ。宜しくお願いしますね⋯⋯⋯⋯惑、疑、妙、笑⋯⋯笑?」


出たわね謎エルフィ。ちなみに笑ってるのは私。


「ヒノです。ドワルエルフィですー。⋯⋯えーと⋯⋯よろしくね!」


このエルフィは普通だね、ドワーフとのやつだね。⋯⋯ちょっと緊張⋯⋯戸惑ってるかな?


「俺はジュケイ。見ての通り、オーガだ。⋯⋯滅霊の見習いだ、宜しく頼む。」


細マッチョなオーガくん。予想外その1。


「ヨナである。ヨナ・ヨムニール。人間である。そこの兄上が世話になっている。妾がここに来たのは魔術をより知るため。些事は気にしないのでな、宜しく。」


まさかのヨナちゃん。予想外その2。ジュケイはお付きらしいよ。


⋯⋯王族2人ここに来て大丈夫なのかヨムニール。私

危険なんでしょ?大丈夫???


「私はズィール。ドワーフです。本物の魔術を知れば、良いものを作れるかと思いまして。どうぞ宜しくお願いします。」


わざわざ応募してきた変人その。細身のエルフィ男⋯⋯いやドワーフ。え、ほんとにドワーフ?


「ええ、隔世遺伝というやつでして。」


なるほどねー。


「このメンバーって⋯⋯これはもう確定したようなものだよね⋯⋯。」


うん?何か言ったかなヒノちゃーん?


「いえ、何でもないです!」


ならいいけどー。


全員自己紹介は済んだことだしー?


それじゃ、この7人でやってこうとおもいまーす。


「さて、それじゃあ始めましょう。持ち物はちゃんと持ってきたかしら?」


各々、武器を持ってきてねって。


「質問である。」


はいヨナちゃん。


「実戦訓練を含む講義であると聞いて来たのだが⋯⋯初回から武器が必要なのか?」


「はいヨナちゃんいい質問ね。」


必要なんです。


「これから一緒に戦うのよ?得物を確認しないと駄目じゃない?」


プロの戦闘屋じゃないんだから、そんなこと出来るとは思ってませんー。


「だからほら、恥ずかしがらずに机の上へどうぞ?」


えーと、なになに。


片刃の大剣、扇、ペン、杖、反り剣、珠、槌、と。


前衛3人、後衛4人かしら。


「ペンってどうするの?」


「杖、みたいなものです。」


でしょうねー。魔法陣でも描くのかしら。それとも、あれかしら。


「使っている所を見ればわかるのでしょうか、楽しみです。」


「なら、使うとしましょうかねー?」


「え?」


そりゃーもう、今のはリクエストとみていいんだよね?????


「ま、待ってください、まさか今から」


行きましょうねー?


「クヒヒヒ、講義の時間だよ。今日の講義は顔合わせと得物確認他。やる事と言えばただ一つ!」


ヴィリアちゃんによる特別講義!!!!


魔術、発動。コンセントレート。


魔術、発動。転移。


忘れ物しちゃダメよーーー!


「っ、本気かよ!」


みんなで一緒にー転移!


いざゆかん!敵のたくさんいる場所へ!


ばびゅーん。














行くと思ったか。


しゅた。


ナイス着地!


転げてるのは7人と。


「はい注目ーー。」


さてここはどこでしょう。


「ってて⋯⋯え、演習場?」


はい、演習場です。


使用許可はとってます。


いきなり地下湖行ったら怒られるものね。


それにー、ここの演習場は獣と戦えるって聞いたからね!


捕まえてきたやつを離して実戦形式でやれるんですって。


「戦い方を見るには戦うのが一番だからねぇ、手っ取り早く殺ろう!」


というわけで入場ーどうぞー。


合図出したら獣入場!


ウルフ!⋯⋯の群れ!10匹!


「いきなりか⋯⋯まあ、良いだろう。」


はいはい早く体制立て直してねー。


今日のお昼ご飯はウルフ肉かな!


「今日の授業はコイツらを捌くコト!しっかり捌いて美味しいごはんにありつきなさいな!」


「捌くなんてやった事ないのだ⋯⋯」


「⋯⋯血抜きは私がやるから。」


「ジュケイ、それとズィールと言ったか。ひとまず、やるぞ。」


「援護しますわ。」


「回復は私がやるね!」


「では、妾も援護としよう。」


「⋯⋯食、飢、血、抜けろ、抜けろ、歪め。開門式、act1。」


「キラクテの技が行くわ。」


⋯⋯⋯⋯ほう。


「SLASHER.」


キラクテ、貴女なかなかに。


先制の一撃はキラクテから。ペンで紋様を空中に描いて、歪んだ(・・・)空間から斬撃が。


とんでってー。


一気にウルフが2体いったーーーーー!!!!


「⋯⋯絶式か。」


「お主、滅霊に興味は無いか?」


突然勧誘されてますねぇ⋯⋯


そうこう言ってる間に前衛3人がウルフを4体やったと。


「では妾が。氷よ、鋭くあれ。いざ貫け、氷の槍!」


で、ヨナちゃんが1体と。


残り3!


「ヒノ!そっち行ったぞ!」


「わ、わかった!⋯⋯ええい!」


杖で⋯⋯殴った!殴った!?


「くらえホームランバーット!!!」


うわ、飛んだよ⋯⋯ウルフ飛んでったよ⋯⋯


で、ジュケイが飛んできたのを斬ると。


「跪きなさい!」


クラウディアの扇から⋯⋯すごい光量のレーザー!


「うわでたオーホホ砲⋯⋯」


残りの2体が消し飛んで。


しゅーりょー。


「連携、出来てるじゃん。」


「俺はかなり驚いたが⋯⋯。」


まあ突然後ろから敵が飛んできたらびっくりするよね。


「血抜き⋯⋯血抜き⋯⋯美味しいお肉⋯⋯。」


既に食べる気満々の人が。


「今日の昼飯はそれだからねー。しっかり捌いて命に感謝するんだよー?」


「⋯⋯シレーティナ女史、それは我々が。」


おっと、備え付けの指導員さん。


「これも1つの勉強よ、獣と戦うなら覚えないとね。」


指導くらいはいいよ。


「なるほど、わかりました。」


というわけで指導員さんに教えて貰いながら捌く7人。


私はー、と。


⋯⋯


おおっと?


あれはー、あれはー。


そーっと近づいてー。


「はろー、はーーろーーー、はろはろはろはーーーーーろぉーーーーーーー??????贄にされたお毛毛は生えてきたかぁーーーい???????」


召喚したバカ・モーノくん!勿論名前など知らん!


「謹慎とやらはあけたかあーーーーーい?????それとも親に泣き付き解決ぅ〜〜????」


ついでにご飯になる準備はいいかい?


「ぎゃあぁ!?!?あのときの悪魔!!!??!?」


悪魔じゃないです。ついでに呼んだのはお前。


「なっ、なんでここにいるんだっ!!!??!」


居るからいます。


で、小腹満たす準備はいい?


「じ、陣はもう消えたのに!くそ、くそ、くそうっ!」


あ、逃げた。おやつ。


「き、君!待ちたまえ!⋯⋯⋯⋯シレーティナ女史。」


あ、どーも先生さん?名前知らないけどさっきのと一緒にいた。


「謹慎あけに補習をと思ったのですが⋯⋯」


邪魔しちゃった?ごめんねー。


「はぁ、とりあえず追いかけないと⋯⋯」


いってらっしゃー。


⋯⋯うん。

ちょっと見ただけでまたなんかやるつもりだな?あいつ。


まあいいや、せいぜい足掻きたまえよ若者(バカモノ)ー。


「あー、先生?捌き終えましたが⋯⋯。」


おわった?


「⋯⋯まあ、上出来じゃないかしら。」


指導者が居たから食べられる程度にはなってるね。


「うぅ、グロいよう⋯⋯」


「大丈夫か?」


1人気分悪くなってるみたいだけど。


「食べる事は命を貰う事であるからな。残さず食らう事が何よりの供養となる。」


おー、滅霊くんいいこと言ったー。


「んじゃ指導員さん、これ焼きたいけどここでいい?」


「あちらに専用の場所がありますので。そちらに。」


へえ、しっかりしてる所じゃない。


移動した先は四角いかまど?みたいなのがあって、薪が積んである。


「火起こしからできるのか、整ってるわね。」


「自慢の施設です。」


うん、こーいうのいいと思う!


「んじゃ頑張って焼いてねー。ちゃんと美味しくしないと命に失礼よー?」


うんうんと頷く指導員さん。⋯⋯貴方冒険者か何か?


「ええ、引退した身ではありますが。有り難い事にここを運営する一員としてやらせて貰っております。」


いい仕事貰ったねー。


暇つぶしに指導員さんと喋りながら、火起こしに悪戦苦闘するやつらを眺める。


あーあー、煙すごいことになってるわ。⋯⋯薪、切り立てのやつかしら。


もうちょっと小さく切りなさいよ、生焼けになるとお腹壊すよー。


枝の先端もっと鋭くしないと刺さんないよそれ。


あーあー、火力強すぎ肉に近すぎ。焦げるわよー。もうちょっと離しなさいな。


⋯⋯。


まあ、食べれるんじゃない?


「焼けましたー⋯⋯多分⋯⋯。」


焦げてますねー。


「焼けたなら食べましょう。ちゃんと命に感謝するのよ。」


感謝大事。その命が君達の血肉となるのよ。


「いただきます。⋯⋯苦。」


「中は美味いな⋯⋯」


「焦げた所は落とした方が良さげね⋯⋯。」


白黒させながら肉を頬張る子達。


「初めて捌いて、火をおこして、焼いた。どうだった?大変?」


「大変ですわね⋯⋯」


「でもちょっと楽しかった。」


「妾達が普段食べている肉も誰かがこうやって居るのだろうなぁ。」


使ってる物とかは違うけど、そうだよー。


「外で活動するには食が必須だからね、ちゃんとこの手順を覚えておきなさい。後は何回も失敗しておきなさいな。」


そうすりゃ何があっても生き延びられるってね。


さて、そろそろかな?


「食べたら片付けしなさいよー。火の消し方も覚えてね。そしたら今日の講義は終わりよ。」


「は、はい。ありがとうございました。」


片付けしてー。


「それじゃーまた次の講義に。動ける装備で来てねー。」


「⋯⋯毎回こんな感じなのか?」


食べるかはわかんないけどだいたいこうよー。だって講義の題目は魔術の使用と実戦だものー。


あ、帰る前に皆ちゃんと指導員さんにお礼しないとよー。


「ありがとうございました。」


色々ありがとねー。


「訓練場は何時でも誰でも受け入れる。また来なさい。」


ではでは。




















キャンプ飯って美味しいよね⋯⋯。

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― 新着の感想 ―
[一言] 続き待ってます
[一言] 久しぶりの更新にびっくり。とりあえず1話から読み直して来ますね!
[一言] 更新されてることにマジでビビった小説は初めてです
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