親殺しの夜ッ!!!
楽しく短い夜ッ!
おはようございます!アンナちゃんです!!!
ただ今深夜2時半過ぎ!暗殺者さんはしっかり来てますわ!今さっき両親の頭をコロコロした所みたいね!
屋敷の中が騒がしくなってきました!見つかったかな?下手糞か!ついでに執事も何人か殺られている模様!
「キャーーーーーーーッ!!!!」
おおっと!隣の妹の部屋から悲鳴が聞こえてきました!これは妹の侍女ちゃんの声かな?
「キャーーガフッ…………。」
今度は妹の声……あ、死んだ。ミッションクリアだね、暗殺者さん!名前も知らないけど!黒幕私だけど!アッハァ♡
って、私の部屋にも来た!暗殺者さんなにしてんのかしら!ってまあ普通来るよね、一人残ってたら怪しいもんね。というわけで応戦しちゃいますわ!
「とはいえ、弱いんですよねー。それっと。」
魔術って便利ですから、色んな事ができるんですよ。極めればね。一先ず輪廻神の巫女的な事しときましょう。そーれ。
「貴方の寿命、あと数秒なのではありませんか?」
という訳で。
死の宣告的な。
3、2、1。
「貴方は既に、死んでおりますわ。」
バタリと。身体中から血を撒き散らし……やだ、部屋が汚れましたわ。ああ、このカーペットも変えなければいけませんわね。高いんですのよ?
「アンナ様、大丈夫で……ヒィ!?」
遅いわよ、私の侍女。ついでに警備兵。とはいえ、この状況を打開するには、っと。
目ェかっ開いて、全身から溢れ出る魔力のオーラ(笑)を出して、威圧感的なもの出して。
「……汝等、賊なりや?」
おお、硬直してますわ。これ有効だわやっぱり。
「答えよ、答えねば。そこの者の後に続く事になるぞぅ?」
早く答えてよ、これ面倒なのよぅ。
「いっ、いえ!我らはこの屋敷に勤める者でございます!決して賊などでは!」
よろしい。
「なればよい。賊は滅した。ああ、この者はしばしの間眠りにつかせるからの。ではさらばよ。」
演技終了ッッッ!!!あとは寝ましょう、後始末は任せたよぅー。
んふふ、おやすみぃー。
睡眠不足は美容の大敵ですからね、しょうがないよね。